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19日午後、類似強姦致傷などの容疑で拘束起訴されたイ・ユンテク被告に対する宣告裁判が開かれた中、ソウル中央地裁は懲役6年を言い渡した。また、80時間の性暴力治療プログラム履修と10年間の就職制限を命じた。
裁判所は、女優Aさんに対する類似強姦容疑に関して「被告人イ・ユンテクは否認しているが、目撃者と被害者の陳述を総合すると、容疑は十分に認めることができる。強制わいせつ容疑も18回におよび、常習性も認められる」と判断した。
イ・ユンテクは1986年「演戯団コリペ」を創団し、芸術監督として韓国の演劇界を代表する人物となった。しかし、ことし2月、韓国社会でもイシューとなった”Me too運動”によって、過去に性暴行をはたらいていた人物として指摘された。被害を受けた女性らは「常習的なわいせつ行為や性暴行により妊娠し、中絶に至った」と主張。その後も同様の主張が相次いで浮上していた。
なお、イ・ユンテクは韓国における”Me Too運動”加害者の中で、初めて実刑判決が下された。
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