南北は12日に道路連結に向けた共同調査団の会合を開く(イメージ)=(聯合ニュース)
南北は12日に道路連結に向けた共同調査団の会合を開く(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は12日に北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所で、南北の道路連結に向けた共同研究調査団の会合を開き、朝鮮半島東側の東海線道路の北朝鮮区間に対する現地共同調査の日程を話し合う。韓国統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官が9日の定例会見で伝えた。

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 李氏によると、北朝鮮が会合の開催を韓国に提案し、協議を経て会合開催日を決めた。韓国から国土交通部の白承根(ペク・スングン)道路局長ら5人、北朝鮮からは8人が出席する。

 議題に関しては「東海線道路の現地共同調査の日程を含め、さまざまな議題を話し合うことになる」と説明した。

 ただ、この会合で現地調査の日程に合意したとしても、米国との協議の状況によっては実施がずれ込む可能性もある。李氏は調査日程に関し、「米国、国連軍司令部とも緊密に協議を進めていく」と述べた。

 南北は8月に道路共同研究調査団の初会合を開き、朝鮮半島西側の京義線道路の共同調査日程を話し合うと、ただちに北朝鮮区間(開城―平壌)の調査を実施した。この時、東海線道路の共同調査日程は決まらなかった。

 李氏は「政府は南北が合意した事項を忠実に履行するという次元で、南北道路の連結と近代化に向けた共同研究調査をしっかり協議する予定」とした。


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