「Apink」
「Apink」
2月2、3日の2日間、「Apink」がおよそ2年ぶりとなる日本ライブ「APINK JAPAN LIVE PINK COLLECTION」を東京・豊洲PITで開催した。今年1月には、韓国で5回目のワンマンライブを行い、8000人を前に大成功を収めた「Apink」。さらなる飛躍を遂げた彼女たちの待望の日本公演の幕が上がる。

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 開場前にもかかわらず、はやる気持ちを抑えきれないファンが会場の前を埋め尽くし、開演30分前、会場内はファンの熱気に包まれていた。

 「I’m so sick(イルドオプソ)」でステージの幕を開けると、ファンは総立ちで大歓声。きらびやかに光るレッドのワンピースに身を包んだ6人も、うれしそうに笑顔で歌唱する。続いて「NO NO NO」のイントロが流れると、会場の温度はさらに上昇。そしてノンストップで激しいナンバーの「Up To The Sky(ハヌルノピ)」へ。ファンとの掛け合いも息がピッタリだ。

 ここでメンバーが息を切らしながらも日本語でファンへあいさつ。「お久しぶりです!」(ウンジ)、「一緒に楽しみましょう」(ナムジュ)、「お会いできてうれしいです」(チョロン)、「『PANDA』(=「Apink」のファン)の皆さん、相変わらずかわいくてかっこいいですね!」(ボミ)、「お元気でしたか?待っててくださりありがとうございます」(ナウン)と、それぞれファンをさらに盛り上げる。

 韓国で行われたライブの様子や、スペシャル映像をはさみ、「I don‘t Know(モルラヨ)」で「Apink」のメンバーが再び登場。真っ白なワンピースでかわいらしさも倍増。スクリーンには雪が降りしきり、曲に合わせたキレイな演出を彩っている。続いて「My First Love」、「Bye Bye」で日本語曲を披露。

 ここでのMCは、日本活動でのエピソードをそれぞれが紹介。チョロンは、「いろいろな地方へ行った時に食べた名物が美味しかった」と明かし、またボミとハヨンはプライベートで日本旅行をした際のエピソードを披露し、ファンを喜ばせた。

 ナウンから「日本ファンミーティングで『Apink』の楽曲No.1になった曲を覚えてますか?」と質問が投げかけられると、ファンは迷うことなく「Orion」と返答。ナムジュが「私たちも本当に好きな曲なので、『PANDA』の皆さんと通じ合っていることがうれしいです」と伝えた。

 新たに衣裳チェンジをして「The Wave(ネガ ソン チッテジュミョン)」では曲が途中で止まり、「Apink」から、日本語で感謝の気持ちを綴ったサプライズ映像がプレゼントされた。会場全体が一音も聞き逃さぬよう、シンと静まり返る。

 ファン待望の「Orion」、韓国でリリースされた最新曲「%%(ウンウン)」ではファンの掛け声も完ぺき!加えて「Only one(ネガ ソルレル ス イッケ)」、「LUV」を届けた。

 本編の最後の1曲を披露する前に、メンバーから今日の感想が伝えられた。「久しぶりに日本の『PANDA』と一緒に時間を過ごして、とても胸がときめく時間でした」(ウンジ)、「日本でコンサートができてとても気分が良いです。皆さんから感動をいただきました」(ナムジュ)、「日本に来るたびに、ファンの皆さんが私たちに会いに来てくれて感謝しています」(ナウン)、「また一つ大切な思い出ができました。これからも『Apink』の星でいてくださいね」(ボミ)、「皆さんに会いに来られて良かったです。私たちはもう友達ですよね!」(チョロン)、「『Orion』を歌っている時、ファンの皆さんの気持ちがとても伝わってきました。この気持ちを力にかえて活動していきます」(ハヨン)と、それぞれ名残惜しそうな姿を見せ「Mr. Chu」でエンディングを飾った。

 鳴り止まないアンコールの声に応えるかのように、「I Like That Kiss」で元気にステージへ舞い戻った「Apink」。それぞれがステージの端から端へ、ファンの顔を見るように歌い踊る。最後にメンバー全員で最後の曲にしようと意見が一致したという「Shining Star」をパフォーマンスし、大盛況でコンサートの幕を閉じた。

 “7年目のジンクス”というファンの不安を乗り越え、デビュー8年目を迎えた「Apink」。まだまだ若い年齢ながらも、ベテランと呼ばれるポジションに位置している彼女たちだが、その人気とパワーはまだまだ健在。
再び日本へカムバックする日が待ち遠しい。


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