「B1A4」サンドゥル
「B1A4」サンドゥル
B1A4」サンドゥルが、6月に日本で初めて行ったソロコンサートの追加公演「2019 SANDEUL 1st CONCERT in JAPAN HIBIKI Again」を、7月27日(土)に東京・メルパルクホールで開催した。追加公演には、スペシャルゲストとしてゴンチャンも応援に駆け付けた。

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 「天気の良い日のように、期待に胸を膨らませながら始めたいと思います」と、サンドゥルからのラジオDJ風メッセージから公演はスタート。生バンドを従えて、ステージ中央からサンドゥルが登場した。1曲目は、壮大なメロディのなかに切なさを感じさせる、2ndソロアルバムのタイトル曲「天気の良い日」。オープニングから、一気にサンドゥルの世界観へと引き込まれていく。

 「『BANA』(=「B1A4」のファン)のみなさん!こんばんは!アンコール公演にも来てくださってありがとうございます。この間、初めてのソロコンサートでみなさんに“HIBIKI”をお届けしましたが、それが“こだま”になって再び帰ってきました。僕の気持ちがちゃんとみなさんに伝わったようだし、『サンドゥル、よくやった!』と言ってくださっているようで、大きな力になります。みなさんが返してくれたエネルギーを、今日このステージを通して、もう一度プレゼントしたいと思います」と、追加公演への意気込みを語った。

 続いて、「誰かに“HIBIKI”を届けたいなら、まずは自分の本当の姿を見せなきゃいけない」と、どこか昔懐かしい気持ちになる「僕の幼い頃の話」を、ベンチに座りながらしっとりと歌い上げた。そして、最新アルバム収録曲「大丈夫」も続けて披露。「この曲は、僕が1番ツラいときに作った曲です。この曲が、たくさんの方の慰めになってほしいです。『BANA』のみなさん、ツラいときは僕に頼ってもいいですよ」と、ファンに甘い言葉を投げかけた。

 1stソロアルバム収録曲「片思い」や、韓国の音楽番組「覆面歌王」で披露した「冬の手紙」では、サンドゥルの圧倒的な歌唱力を遺憾なく発揮。2ndソロアルバム収録曲「斜線」は、メンバーのシヌゥが作詞作曲を手掛けた。「『斜線』を初めて聞いたとき、いい歌詞だなと思って、とてもシヌゥさんらしい曲だなと思いました。だから、僕はこの曲をシヌゥさんだと思っています(笑)」と話し、ファンを笑わせた。

 日本の「BANA」へプレゼントとして用意したのは、サザンオールスターズの「TSUNAMI」。とても思い入れのある曲のようで、歌い終わりに思わず「やったー!」と喜ぶサンドゥル。「この曲は高校時代を思い出します。高校生の時に、入賞すると日本に行けるという歌の大会があって、この曲を一生懸命練習した覚えがあります。でも、残念ですけど…」と、足をいじいじさせながら、当時入賞できなかったことを悔しがる姿に、「かわいい!」という声が飛び交った。

 「Love,Always You」では、フィーチャリングで参加したゴンチャンもステージに登場。2人のやさしい歌声で、会場はたちまち温かい雰囲気に包まれた。オープニングからコンサートを見ていたゴンチャンは「サンドゥルさんの声は世界で1番!感動があります!歌を歌ってくれてありがとう!永遠に歌ってください!」と、サンドゥルの歌声を絶賛した。いつかゴンチャンとデュエットアルバムを出したいと話すサンドゥルから「ゴンチャンさんはどう思いますか?」と聞かれると、「いつでも準備はいいです!WMの会社の人、見てますか?2人で一生懸命準備しますから、期待してください!WM愛してる(笑)」と、事務所にアピールした。

 「では、ホテルに戻りまーす!」と、一旦ステージを去ったゴンチャンだったが、「言ってくれ」では、マネージャーとゴンチャンが変装してダンサーとしてステージに姿を現し、ファンを驚かせた。ダンサーの動きを真似しながら、ファンも一緒に踊って、会場の盛り上がりは最高潮に。さらに、ドラマ「雲が描いた月明かり」のOST「心を飲み込む」、「B1A4」の「This time is over」と、ジャンルの異なる楽曲でファンを楽しませた。

 会場の興奮冷めやらぬまま、アンコールへと突入。「一緒に歩く道」を歌い終わり、感無量といった表情のサンドゥル。「歌っていると、みなさんと出会って一緒に過ごした瞬間が、映画のように思い出されました。鳥肌が立ちました(笑)8年間、僕と一緒に同じ景色を見て、一緒に歩いてくれて本当にありがとうございます。みなさんがそうしてくれたように、僕もいつもそばにいます。どんな言葉でも、この感謝の気持ちを表現しきれません。本当にありがたいですし、みなさんがまさに僕の力です。みなさんに対する感謝の気持ちに応えるには、僕がステージの上で最善を尽くすしかないと思っています。今日の公演“HIBIKI”が心の中でもっと大きい“HIBIKI”となって、一生残ればいいなと思います」と、時折言葉を詰まらせながら、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

 「今日という1日を思い出に残しましょう」と話し、ゴンチャンもステージに呼んで、ファンと一緒に記念撮影。最後は、1stソロアルバムタイトル曲「そのままでいて」を歌い、「また来ますね!大好き!」と、大きく手を振りながら、ステージを後にした。


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