両国は油田開発に向けた政府間協力チャンネルとして閣僚級資源協力委員会を設置し、5月末にイラク・バグダットまたは第三国で高官級実務会議を行うことで合意した。また、イラク油田・ガス田開発プロジェクト推進に向け合弁会社を設立し、油田開発投資を拡大することを決めた。韓国側はこれとともに、現在は年間1500万バレル水準で全輸入量の2%未満にとどまっているイラク産原油の輸入を。今後拡大するため努力する方針を示した。
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また金長官は、1997年に仮署名された後国際情勢により中断されていたハルファヤ鉱区の開発事業について、韓国企業の再参入を許可してほしいと要請した。これに対しシャハリスターニー石油相は、既存の鉱区は石油法制定以降に参入が可能になると説明し、韓国企業の参入については肯定的に検討すると答えた。
イラク南東の砂漠地帯に位置するハルファヤ鉱区は、確認された埋蔵量が34億~38億バレルに達し、日産25万バレルとされる油田。1997年に技術検討と開発計画評価、生産物分配契約まで仮署名を行ったが、国連の経済制裁措置が続き事業は進められていない。イラク政府は現在、新石油法を国会に提出した状態で、イラク国会を5月末ごろ通過する見込みだ。
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