キム・ジョンフン の最新ニュースまとめ
1月5日（日）Zepp Osaka Bayside、1月7日（火）Zepp Tokyoにて、1日2公演の開催で、昼は誕生日を祝うバースデーファンミーティング、夜はデビュー20周年コンサートと内容盛りだくさんだ。
そこで、公演に先立ち、John-Hoonが20周年や誕生日にちなんだ20問20答で、20周年への想いや、これまでの歩み、プライベートな近況などを語ってくれた。
Q.20周年を迎える心境を教えてください。
昔は20周年を迎えたある歌手の方が、20周年記念コンサートをすると聞くと、本当におじさんみたいだなと思っていましたけど（笑）、自分が20周年になってみたら、時間が早いなと。なんか、いろいろ思い出しました。韓国でデビューしてからのこと、日本でデビューしてからのこととか。もちろんうれしいんですけど、もう20周年という、それだけで悲しくもなるし、いろいろな気持ちになっています。
これまでターニングポイントは何回かありましたね。やっぱり、僕の場合、普通の大学生だったのが、急にキャスティングされて、すぐにデビューしちゃったんで、友達とかもみんなビックリして。だから、デビューしたことだけでも人生のターニングポイントだし、5年間のアイドル活動が終わって、俳優として活動を始めたこともターニングポイントだし。それから、日本でデビュー、中国でドラマをしたこともそうだし、ターニングポイントの連続でしたけど、いつも新しい挑戦をするたびに、みんなが応援してくれたので、ここまで来られたと思います。
Q.歌手として、この20年で変化したことは？
歌手といえば、声の話ですけど、僕の友達は「全然、変わらないね」と言うんです。確かに、先輩歌手の中で、キーが高かったのに、最近出なくなった人とかを見ているから、僕もそうなるのかなと思ったけど、僕は元々、低い人で、高い声は出なかったので、同じです（笑）。でも、自分では、心から感じる声の変化があります。もっと力が加わったということもあるし。純粋な声はなくなったけど（笑）。あと、上手く歌うフリをすることができるようになりました（笑）。音楽的にも、昔はバラードが好きで、バラードばかりでしたけど、今は特にロックが好きになって。やっぱり、日本で公演をしながら、自分の曲をロックっぽくアレンジしたのがきっかけで、自分でも知らなかった楽しみを見つけて、ロックが好きになったかもしれないんですけど、そういう変化がありました。
Q.俳優として、この20年で変化したことは？
やっぱり年を取ると、気持ちに余裕が出てくるというか。昔は“どうしよう、どうしよう”と思っていたのが、今は落ち着いて、ラクにできるようになりました。年のせいか分からないですけど、昔は監督から「おい、お前」とか言われると、「えっ」とドキッとしていたんです。でも、最近は、「ジョンフン」と言われて、「ハイ？」って、スタッフの皆さんとも心の距離が近くなって、ちょっと冗談も言える雰囲気になったんで、最近は余裕ですね（笑）。心の余裕がないと、緊張してしまって、それが演技に出てしまうんで、歌もそうですけど、演技もラクな気持ちで臨むのが一番で、そうすることで上手く表現できると思います。
Q.人間キム・ジョンフンとして、この20年で変化したことは？
歌手、俳優としての変化と同じだと思います。心の余裕とか。僕も人生でいろいろあって、そのせいかもしれないけど、心が強くなったと思います。デビューしてから気付いたこともあるし、メンタルが強くなった気がします。だから、今は何でもできるなと。もう40歳だけど（笑）。そう思っています。デビュー当時はアイドルで、たくさんの方に愛していただきましたけど、心の幸せとかは違う部分だから、今の方がもっと幸せだと思います。
Q.この20年、芸能界で活躍し続けてこられた秘訣は？
学生の頃、勉強していたときは、自信のあることだったから、1位じゃなきゃダメとか思っていましたけど、この世界は何も知らずに入って、運良く1位になったときは、“あ～、なんてことないな”って思ったこともありましたけど、ライバルもいっぱいいるし、すぐに大変な世界だと分かって、心の失敗も経験したんで、欲をかかないようにしようと。そして、結果をあんまり気にしないでやってきたのが、今まで続けてこられた理由じゃないかなと思います。
Q.20年間、大事に使っているものや保有しているものは？
そうですね、やっぱりケータイとかはずっと使っているけど、同じものじゃないから…、ないですね。僕、コレクションの趣味もないし、何回か引っ越して、なくなってしまったものとかもあるんで。それに、数年前から、ミニマリズムを実践しているんで、物への欲がないんです。だから、1つ挙げるなら、肌かな（笑）。肌は自分が一番いい状態を知っているから、毎日本能的にチェックしています。よく女性から、「肌がキレイな理由は何ですか？」とか聞かれるんですけど、僕もよく分からないです。でも、軍隊に行っているときだけは、肌の状態が悪くなって、そのときはビックリしましたね。除隊して、初めて皮膚科に行きましたから（笑）。
Q.20年前の自分に言いたいことは？
20年前というと、デビューする6か月前になりますけど、そのときも今も同じ生活だからな～（笑）。昔の自分に何かこうしてって言っても、「じゃあ、今のお前は？」って聞かれたら、「同じです」となっちゃうから…。そうですね、でも、運動の話ぐらいはするかな。その頃は体重が56～58キロぐらいで、ぜんぜん運動をしていなかったんで、骨と皮しかない、面白い体だったんです。その後、運動するようになってから、体力的にもだんだん良くなっていったんで、その頃から、運動していたら、もっと良かったなと思って、運動の話ぐらいはしたいかもしれないですね。
Q.20年後の自分に言いたいことは？
「まだ若いんだね」とか!? ハハハハハ。なんかヘンな気持ちになりますね。20年後の自分と会うって。考えたくないですね（笑）。
Q.もし1日だけ、別の職業に就くとしたら、どんな仕事をしたい？
宇宙の映画を見ると、宇宙ステーションで、地球を見ながら、マシンを修理するシーンとかが出てきますが、本当にそれをやりたいなと思います。どういう気持ちなのか。子供の頃、そういう夢がありましたね。最近、ちょっと怖がりになって、本当に行けるとなったら、怖いかもしれないですけど、宇宙の仕事をしてみたいです。
Q.理想の男性像は？
う～ん、なんか何歳になっても、情熱がある男性になりたいですね。年を取ると、僕の友達とかもそうなんですけど、力がなくなるし、髪の毛もなくなってきて（笑）。何年か前に、友達20人くらいに会いましたけど、半分ぐらい髪が薄くなっていたんで、ビックリして。だから、見た目だけじゃなくて、心から情熱がある、そういう男性がイケメンだなと、カッコいいと思います。
Q.最近、日課にしていることは？
毎日やっているのは、ゲームですね（笑）。仕事がないと、20年前は毎日パソコンゲームをして、最近もパソコンゲームをしていますけど、ケータイゲームもあるから、家ではケータイとパソコンで同時にします。それ以外は特にないですね。もうサプリもそんなに飲んでいないし。そういうものが100%いいかというと、そうじゃないと聞いたんで、昔はちゃんと飲んでいたけど、最近は目につくところにあったら飲んで、そうじゃないと飲まないです。
Q.今年始めたことは？
今年はいろいろな国へ旅行に行きましたけど、新しく始めたのは、オフィシャルのインスタですね。何週間か前にオープンしました。僕は友達の間で、“セルゴ（自撮りが下手な人という意味）”というニックネームで、プライベートのインスタに写真をアップすると、「さすがジョンフンだね、セルゴじゃん」とか言われて、僕は完璧だと思ったのに、センスがないって（笑）。だから、オフィシャルのインスタでは、マネージャーさんとかに助けてもらって、恥ずかしくない写真をアップしていこうと思っています。
Q.最近よく聴く曲は？
ONE OK ROCKの「Wherever you are」と「We are」。それから、最近急に、楽童ミュージシャン（AKMU）の声が気に入って、「How can I love the heartbreak, you're the one I love」を毎日聴いているんで、この3曲はよく聴いています。
Q.自分の曲の中で好きな曲は？
韓国の曲ですけど、活動しなかった曲で、「これで活動するのはダメですか？」と事務所の社長に聞いて、すぐに却下された「離別」です。僕は、今もそのアルバム（UNの3rdアルバム「Extreme Happiness」）の中で、この曲が一番好きだから、活動できなかったのが残念だし、もったいないなと思っている曲です。歌詞が「千の風になって」とちょっと似ていて、亡くなった彼女のお墓の前で、好きな人ができたから、もうここには来られない、許してという内容なんですけど、歌詞もメロディも好きで、一番好きですけど、誰も知らない曲です（笑）。ステージで歌ったことは1回もないですね。なんか僕、普通の人と感性が違うのか、好きな曲はタイトル曲にならないです（笑）。
Q.よく見るテレビ番組は？
さっきも話しましたけど、Netflixをよく見ているんで、「テラスハウス」の他に、最近はブラジルのドラマ「3%」とか、スペインのドラマ「ペーパーハウス」を見たりしていますね。Netflixでいろいろ見ていると、1日が本当に短いですね。なんか、Netflix の宣伝をしているみたいになってしまって、すみません（笑）。
Q.最近買ったものは？
この間、日本へ旅行に来たとき、日本はいっぱい小銭を使うから、小銭入れがあると便利だなと思っていたんです。それで、お台場の「チームラボ・ボーダーレス」を見に行ったとき、ガチャガチャの景品で小銭入れを見つけたんで、やってみたら、白いネコの可愛い小銭入れが出てきて（笑）。それが一番可愛かったんで、けっこう気に入っていたんですけど、韓国に戻って、荷物を整理していたら、それがないことに気付いて。僕、あんまりショッピングしないから、久々に買ったものだったのに、どこかになくなっちゃいました…。
Q.毎年、誕生日はどう過ごしていますか？
旧暦の誕生日は家族と過ごして、新暦の誕生日は友達とご飯を食べたり遊んだりすることが多いですね。友達とは、もうお互いに面倒くさいから、プレゼントはなしにして、ご飯だけで。お酒を飲みに行っています（笑）。
Q.今年の年末年始はどう過ごす予定ですか？
去年の年末はずっと1人で家にいたんで、今年は楽しく友達といっぱい会って、そして、年始はファンの皆さんに会いに行きます！
Q.新春公演の20周年アニバーサリーコンサートとバースデーファンミーティングへの意気込み、そしてファンにメッセージをお願いします！
今回の公演では、まだステージでは披露したことのない韓国の曲も初めて歌うんで、楽しみにしていてほしいです。ちなみに、踊る予定はないです（笑）。今回は20周年もあるし、40回目の誕生日なんで、いろいろ意味があるので、皆さんとたくさん会いたくて、大阪と東京で2公演ずつ開催することになりました。楽しい時間を過ごすために、今頑張って準備していますので、当日は皆さん、気をつけて来てください。よろしくお願いします！
毎回、インタビュー取材でJohn-Hoonと会うたびに、変わらない童顔ルックスに目を奪われ、肌のキレイさに驚かされるが、日本語の勉強に今もなお、意欲を見せる姿にも感心させられた。インタビュー中も、分からない言葉があると、すぐにケータイの辞書で調べ、意味を確認していたが、バラエティを見るようになったのも、日本人が普段使っている生きた言葉を覚えたいからだとか。
来年はアニバーサリーイヤーとなり、いろいろな活動計画があるようだが、その幕開けとなる新春公演で、John-Hoonが日本のファンとどのように触れ合うのか、期待される。
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