ファンクラブ「Juliet」発足1周年記念ファンミーティング『SUNGMO JAPAN FC MEETING 「A step」』を開催したソンモ(元超新星)。
ファンクラブ「Juliet」発足1周年記念ファンミーティング『SUNGMO JAPAN FC MEETING 「A step」』を開催したソンモ(元超新星)。
韓国歌手ソンモ(元超新星)が6日、東京・山野ホールにて、ファンクラブ「Juliet」発足1周年記念ファンミーティング『SUNGMO JAPAN FC MEETING 「A step」』を開催。ファンクラブの発足は2019年2月6日、ちょうど1年前だ。ソンモがこの日の開催にこだわり、1周年を記念するイベントとなっただけに、ソンモにとっても、ファンにとっても意味深いものとなった。

ソンモ(元超新星) の最新ニュースまとめ

昼公演は、オープニング映像後、今回のファンミーティングのタイトルにもなっている「A step」で幕を開けたソンモ。大歓声で迎えられた中、続く「君と歩く道」ではダンサーと共に、爽やかでキュートな姿を見せ、会場を沸かせた。

「こんにちは。僕はソンモです。ようこそ~」とあいさつしたソンモは、Yumiの司会でオープニングトークへ。Yumiのリクエストで1曲目にかけていた丸メガネをもう一度かけ、茶目っ気たっぷりな姿を見せたソンモ。今回ハイタッチ会が予定されていたが、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響を考慮し、中止となったことで、「代わりにできることはないかと考え、今回は皆さんの誕生日じゃないですか。だから、誕生日カードを準備し、一言ずつ書きました」と座席に置いてあった誕生日カードについて明かし、「自分の字で書いたので、大事にしてください」と伝えた。そのカードには「君のことを守りたい」などの直筆メッセージが書かれており、思いがけぬソンモからの心のこもったプレゼントに、ファンも大喜びだった。

今回のファンミーティングは、ソンモとファンが一緒に楽しめる企画が目白押し。ソンモが『Juliet』を胸キュンさせる一言を言う「胸キュン一言」コーナーでは、「電車の中で、自分のことを話しているファンと目が合ったら?」というお題で、ウインクを見せ、「彼女を母に紹介したとき、“別れなさい”と反対されたら?」というお題では、「じゃあ、お母さんはお父さんと別れる?」と言って男らしさを見せ、文字通りファンをキュンキュンさせた。

また、選ばれたファン5人がお題に対し、即座に答えていく「時間制限リレーインタビュー」では、「ソンモが好きな理由は?」、「ソンモと行きたい場所は?」というお題が出され、ファンらがソンモへの愛を示したが、一番盛り上がったのが「ソンモに聞きたいことは?」というお題。

ファンから「好きな曲は?」と聞かれ、最近車の中で聴いているのは韓国の歌手109の「星にならなくてもいい(You don‘t have to be a star)」という曲だと答え、アカペラで歌う一コマも。また、「身長は?」と聞かれ、ファンに「どのぐらいに見えますか?」と逆質問したソンモ。「180センチ」という答えが返ってくると、「180にしましょうよ。正直…、少し足りない(笑)」と正直に告白。デビュー時、靴を履いて身長を測ったので、プロフィールには180センチと書かれていると自ら暴露し、会場を爆笑させた。他にも、「結婚はいつ頃?」と聞かれ、「計画はないです。お金もないし、まだ何も持っていないんですよ、僕(笑)。だから、まだまだです」と答え、ファンを安心させるなど、率直な姿を見せ、ファンとコミュニケーションを図った。

「動作テレパシー」コーナーでは、全員参加で「誘惑」、「ソンモ」、「モナリザ」などのお題が出され、大盛り上がり。ソンモと同じポーズをとった人が生き残っていき、最後まで残った1人にプレゼントが贈られた。

そして、この日は何といっても、ファンクラブ「Juliet」発足1周年を記念するイベント。VCRで、ソンモは映画「ラブ・アクチュアリー」風にスケッチブックを使い、「今日はあなたたちの誕生日。心からおめでとう」というメッセージを伝えたり、ステージでは「Happy Birthday Juliet」と書かれたケーキを自ら運びこみ、甘い声でバースデーソングを歌うと、「『Juliet』の皆さん、おめでとうございます!」とファンの1歳をお祝いしたりするなど、愛あふれるおもてなしで、ファンの心をがっちりつかんだ。

ライブパフォーマンスでも、「一緒に歌って!」と客席に何度もマイクを向けたり、客席から登場したりするなど、ファンとの触れ合いを大事にしたソンモ。この1年を振り返りながら、伝えたいことを歌詞にこめたという新曲「I Remember」を初披露したほか、同曲や「A step」、「モナリザ」などの作曲を手掛けた、ソンモの釜山の後輩だというキム・チャンヒョク氏とのコラボステージも披露するなど、スペシャルステージでもファンを魅了した。

そんなソンモに対し、「Juliet」もサプライズ企画を用意。アンコール曲「Depature」が始まると、ファンは一斉に、「ソンモを信じてよかった」と書かれたプラカードを掲げ、ソンモへの感謝や愛を伝えた。すると、感動したように、突然客席に降りて、会場をグルッと1周回りながら、ファンとアイコンタクトをしたソンモ。ステージに戻ると、「ビックリしましたよ~!」と驚きを隠せない様子で、「僕も皆さんを信じてよかった~。最高です!」と幸せそうな表情を浮かべ、昼公演を締めくくった。

その後、すぐに囲み取材が行われ、「今日は平日だったんですけど、2月6日が自分にとっては意味がある日だから、絶対(ファンミーティングを)したいですって会社に言ったんです。不安もあったんですけど、皆さんがたくさん来て、応援してくれて、すごい温かいお祝いができた一日になったと思います。幸せでした」と昼公演を振り返り、「本当は全国を回りたかったんですけど、今回も東京しか来られなくて、地方にいる『Juliet』の皆さんには悪かったなと思うんですけど、もうすぐプロモーションでも、地方も行きたいと思っているので、ちょっと待っていてほしいです」と来られなかったファンへの気遣いも。

ファンミーティングで初披露した約11か月ぶりの新曲「I Remember」(7日午前0時から先行配信)については、「皆さんに伝えたい言葉が3つあったんです。『僕も皆さんと会える日を待っている』、『いつもありがとう』、『これからも愛してる』。それを入れてから、他の歌詞を書きました」と歌詞に込めた思いを明かし、好きな歌詞は「同じ夢が咲いた心に」というフレーズだとか。

歌詞は約2時間で書き終えたが、その後、8回ぐらい直したせいで、歌詞を間違えたりすることもあるが、「僕もプロモーションが始まるまで、いっぱい練習して来ますので、皆さんも練習してください」とし、「皆さんにもちゃんと伝えられるように本気で(歌詞を)書いたし、歌っているので、ぜひ2回ぐらいは読んでほしいです。メロディも中毒性がある曲だと思うので、一緒に歌ってください!」とPRした。

新曲「Iremember」が収録されるミニアルバムは6月頃、リリース予定。「今までライブとかすると、僕はバラード曲とかミディアムテンポの曲が多いなと思ったんです。だから、ライブ用のみんなが盛り上がる用のジャンルとか、日本はロックもみんな好きじゃないですか。自分がまだ挑戦してないジャンルとか、いろんなジャンルを今回は入れたいなと思って準備しています」と意欲を見せた。

これからの活動については、「正直言うと、1年前は一人になって、皆さんと会えないかも、と自分でも不安だったんですけど、今日、皆さんに会いに来てよかった、もう1回日本で活動してよかったと思いました。だから、さっきも言った通り、今年はライブだけじゃなく、いろんな活動で皆さんに会いに行きたいと思うし、テレビとか新聞、ウェブとかいろんなメディアに出させてもらって、地方に住んでいる『Juliet』の皆さんにも会いに行きたいなと思っています」とし、「福岡から始まって、大阪、名古屋、東京、札幌まで全国を回りながら、皆さんと話ができるイベントとか、例えば新幹線旅行みたいな、もっとファンの皆さんと近づける場所ができればいいなと思っています」と願望を語った。

また、日本のみならず、韓国での活動も並行していくソンモ。イ・ユリ&ヨン・ジョンフンが主演する5月放送予定の韓国ドラマ「嘘の嘘(原題)」に出演することが決まったそうで、記者役なのだとか。「だから、いま皆さんがメモしているのをよく見ています(笑)」と逆取材(^^)していると報道陣を笑わせつつ、ファンには「ドラマや映画など、韓国でも活動計画を立てているんですけど、韓国での仕事は自分で決めていて、日本でスケジュールがないとき、撮影を入れたりしているので、皆さん、不安にならないように」と伝えた。
今年はライブやイベント、作品などを通して、ファンと会えるようなさまざまな活動を準備しているというソンモ。「いろいろなところで見られるように頑張ります!」と意気込み、目を輝かせていた。


Copyrights(C)wowkorea.jp 6