韓国ドラマ「風と雲と雨」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
ドラマ「風と雲と雨」の4話では、パク・シフが“運”を恨み、“生”を飛ばしてしまった物に向かって“憤怒の号令”を下し、お茶の間をのみ込んだ。
パク・シフはTV CHOSUNドラマ「風と雲と雨」で名門一家の金持ちの出身から、滅亡した貧しい占い師に没落し、再び権力の頂点に上りつめた最高の易者で観相師チェ・チョンジュン役を演じた。30日に放送された「風と雲と雨」4話でパク・シフは、窒息の危機に瀕した3人の女人を救出する瞬間を圧倒的カリスマ性を見せつけた。
劇中、チェ・チョンジュン（パク・シフ扮）は苦労して再会したイ・ボンリョン（コ・ソンヒ扮）を振り切って、1人で悲しみにこらえ酒幕に戻り、占って欲しいと列をなす百姓たちを見てため息をついた。そしてひときわ目についた、疲れ果てた兄妹ソンジン（ソ・ドンボク扮）、ソンファ（カン・ダウン）を見つけて部屋に呼び込み、兄のソンジンから「10年間“運”がなく、過去に離れていたが、今回はどうなるか占ってほしい」と頼んだ。チェ・チョンジュンは妹ソンファの髪の毛からするおしろいの香りで、ソンジンが幼い妹を妓楼に売り払って受け取ったお金で勉強をしているということを推測すると、冷たいまなざしで「合格するかどうかは答えられん」とし、受け取った占い料に上乗せした金額を渡し、2人を帰した。
裏でチェ・チョンジュンは興宣大院君（チョン・グァンリョル）に手を引かれ、チョ・デビ（キム・ボヨン）の前に連れていかれ王族の子息たちの運勢をみることになった。そこで「王室である人物を探している」ということを直感し、暴風が吹き荒れる時期が訪れることを予感した。しかし宮殿からの帰り道でイ・ボンリョンがソンファの顔に立ち込める“死”の気運を見て「今すぐキム家に納めたお金を取り戻して逃げろ」という助言をしているのを聞き、ソンファの兄ソンジンの調査を始めた。これにチェ・チョンジュンはソンジンの勉強を後回しにして、ソンファと母が稼いできたお金で酒を飲み、賭け事をし、10年を無駄にしたことを「運が悪かったから過去に落ちた」と考えていることを知る。さらにチェ・チョンジュンは、「合格するか答えられない」と言われたことを恨んで、訪ねてきたソンジンが「わいろを渡して合格する」と横暴な態度で話すと、チョンジュンは「科挙の試験には必ず落ちるから、生活したかったらお金を稼げ」と声を荒げながら追い出すと、緊迫感が増した。
その後チェ・チョンジュンは、過去から脱落し鎌を持って乱闘するソンジンと鉢合わせる。チョンジュンはソンジンが「お前が呪いをかけたせいで落ちたのだ」と言っても、チョンジュンはまばたきもせずに「永遠に不運を恨み、今度は私のせいか？無駄だ。お前はこれから先20年 悪運が続くからな」と冷静に答えた。ソンジンを黙らせたチェ・チョンジュンは、「重い人生を母と妹に頼りきって、いい時期を無駄にしたのだ！」と一喝した。その後「最善を尽くした者は悪運にも耐えられるが、お前のように時間を無駄にした物は、お前が恨む運命の対価を払うことになるであろう！」と語り、きっぱりと号令を下すと、ソンジンの魂を抜きだした。冷たい雰囲気がドラマに流れると、果たしてチェ・チョンジュンはどのような動きを見せるのか、感動の旋律が流れた。
一方でチェ・チョンジュンはイ・ボンリョンの危機を無視できず、ソンジンが開いた毒の中へ落ちて死んでいったイ・ボンリョンとソンファの家族たちを助け出し、切ないまなざしで視聴者の心の琴線に触れた。パク・シフは、セリフごとに力と感情を強く込め、圧倒的なオーラを放つ“憤怒の一喝”でブラウン管を騒がせた。視聴者たちは、「心臓から手を離せなくするパク・シフ、最高だ！」、「パク・シフの号令に鳥肌が立った」、「60分間パク・シフのせいで手汗をかいた」等の反応を見せた。
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