閑散としたソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
閑散としたソウル市内の映画館(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】今年上半期(1~6月)の韓国の映画観客数と売上高が前年同期の3割にとどまった。

 映画振興委員会が21日に発表した報告書「2020年上半期韓国映画産業決算」によると、新型コロナウイルスの感染が拡大した上半期の映画観客数は3241万人で、前年同期の1億932万人に比べ70.3%減少した。売上高も同70.6%減と大幅に減り、2738億ウォン(約245億円)にとどまった。

 観客数は6月の商業映画の新作公開に合わせて実施された同委員会の割引券イベントにより回復傾向を見せた。

 上半期の観客数トップは、旧正月(今年は1月25日)の連休を前に公開し475万人を動員した韓国映画「南山の部長たち」(原題)だった。


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