中国は人口知能(AI)分野において、速いスピードで米国を追いかけているという分析が出た(画像提供:wowkorea.jp)
中国は人口知能(AI)分野において、速いスピードで米国を追いかけているという分析が出た(画像提供:wowkorea.jp)
中国は人口知能(AI)分野において、速いスピードで米国を追いかけているという分析が出た。

今日(26日)、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、米国の安保戦略と政策を研究している世界的なシンクタンク“ランド研究所”は、最近の報告書を通じて、米国が現在AI分野で中国を引き離しているが、その差が早いスピードで縮まっていると伝えた。

この報告書によると、米国がAI分野で先頭を走ることができるのは、米国がAI開発に必須となる先端半導体で、中国より優位に立っているためである。

しかし中国政府が先端半導体で、米国の技術力に追いつくために莫大な政府の予算を投入し、AI分野に莫大な研究人材を投入するなど、AI開発に対して持続的に集中してきた結果、米国との差がかなり縮まったと、この報告書は明らかにした。

実際に中国政府は、去る2017年から2030年まで、AI分野で米国を追い抜き世界の先頭に立つという計画を発表したのち、速いスピードで米国を追いかけている。

ランド研究所は「中国は、共産党一党体制のもと、莫大な資源と人材を一層容易に、且つ速くAI分野に集中させている」と伝えた。

中国もこのことをよく知っている。習近平中国国家主席は去る21日に北京で学界の人物たちと会い「技術分野の主要任務を完遂するために、資源を集中させることにおいて、社会主義体制の長所を生かさなければならない」と語っている。

ランド研究所は「もし中国がAI分野で米国を追い越したなら、米国は相当不利になる」と付け加えた。

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