昨年10月に行われた第24回釜山国際映画祭の閉会式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年10月に行われた第24回釜山国際映画祭の閉会式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国南東部の釜山で21日、第25回釜山国際映画祭(BIFF)が開幕する。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、開会式と閉会式、レッドカーペットイベントは行われない。30日まで68カ国・地域の192作品が上映される。カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭など世界の主要映画祭の招待作や受賞作、話題作も多く含まれている。

 オープニング作品は香港を代表する7人の監督によるオムニバス「Septet:The Story of Hong Kong」。21日午後8時に映画祭専用館「映画の殿堂」の野外劇場で上映される。同劇場で30日午後に上映される予定のクロージング作品はタムラコータロー監督のアニメ「ジョゼと虎と魚たち」が選ばれた。

 招待作品の上映は、映画の殿堂で1作品当たり1回を原則とする。新型コロナウイルス感染防止のための「社会的距離の確保」措置(第1段階)に基づき全有効座席の25%まで入場可能だ。

 フォーラムBIFF、2020アジアコンテンツ&フィルムマーケット、2020アジアコンテンツアワード授賞式などはオンラインで開催される。


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