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特に、「CAP-TEEN」は10代の参加者が親と共にオーディションに参加するというのが斬新だ。番組のチーフプロデューサーが制作発表会で「K-POPが世界的に大きな人気を博しているが、そんなK-POPスターになるため、韓国の10代の若者たちと、子供をK-POPスターに育てようとする親たちの現在の姿をどうにかリアルに見せられないかと思った」と話していたが、これまでのオーディションとは違い、子供の挑戦に胸を痛めながらも応援する親の姿が描かれる。
そのように親と子が二人三脚で熾烈な戦いに挑むことから、「K-POP SKYキャッスル」とも呼ばれているが、さまざまな家庭背景があり、感動的な要素が随所に散りばめられている。もちろん、オーディションなので、熾烈な戦いはあるが、それよりも親と子供のつながりに焦点が当てられているというのが大きな特徴だろう。
初回放送、26日(木)の2回目の放送では、参加者61組の最初の関門「才能評価」の模様が公開された。両親が先にオーディション会場に入場し、“両親席”に着席。その後、子供が入場し、パフォーマンスをした後、審査員から一緒に評価を受けるというものだ。4人の審査員のうち、2人以上の合格が出れば、次のミッションに進める。
審査員を務めるのはイ・スンチョル、Jessi、ソユ、ショヌ(MONSTAX)。中でも、ショヌは審査員を務めるのは初めてだが、アイドルを夢見る参加者が多いこともあり、「僕が経験し、練習してきたことが参加者たちの役に立つなら、できるだけそれを伝えたい」という意気込みで、休憩時間も休まず書類に目を通すなど常に集中し、真剣モードだ。自分も誰かのアドバイスが必要だった瞬間があったそうで、参加者たちの気持ちがよく分かるだけに、正直なアドバイスで言葉にも重みがある。
参加者の親から「メンタル管理をどうすればいいか?」という質問があったとき、ショヌは「まず両親のことを考えます。そして、近くにいる人のことを考えます。僕にはメンバーたちがいるので、大変なことがあれば、それを誰かと分かち合うようにしています」と答えた。
イ・スンチョルが制作発表会で、「才能を持つ子供たちに対する親の考えや悩みも盛り込んだ“カウンセリング番組”として見てほしい」と話していたが、参加者だけでなく、親に対してもコーチングをするというのがこれまでのオーディションになかった部分だ。
すでに2回の放送を終え、「才能評価」で注目を浴びる参加者たちも続々と出てきた。毎回、放送最後にオンライン視聴者投票のランキングが発表されるが、最新の上位トップ7には、YGの練習生だったハンビョル、FNC出身のチョ・アヨン、トロットを歌うカン・ヒムチャン、両親が猛反対しているため、唯一、一人で参加しているソン・スウらの名前が。次回は「才能評価」で合格した参加者たちのチームミッションが展開され、親同士の戦いが幕を開けることも予告された。「K-POP SKYキャッスル」と呼ばれるこのオーディションはドラマ以上にドラマチックな展開になるかもしれない。
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