“数十億ウォンの脱税容疑”チャン・グンソクの母親、一審で執行猶予「罪質がよくない」(画像提供:wowkorea)
“数十億ウォンの脱税容疑”チャン・グンソクの母親、一審で執行猶予「罪質がよくない」(画像提供:wowkorea)
数十億ウォン台の収益を申告せず、海外で脱税を行ったとして起訴された俳優チャン・グンソクの母親が一審で懲役刑の執行猶予を言い渡された。

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 ソウル中央地裁は19日午後1時50分、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(租税)などの疑いで起訴されたチャン・グンソクの母親チョン某氏に懲役2年6か月、執行猶予4年と罰金30億ウォン(約2億8000万円)を言い渡した。

 裁判所はチョン氏が代表を務める株式会社Tree J Companyには罰金15億ウォンを言い渡した。

 裁判所は「チョン氏が故意の脱税ではなかったと主張しているが、法人税を帳簿に全く記載せず、後日、証拠書類を提出することもなかった」とし、「チョン氏の事業経験、税務調査経験から見て、租税制度を全く知らないという主張も受け入れ難い」と述べた。

 ただし、裁判所はチョン氏が保管していた法人資金がすべてTree J Companyの口座に振り込まれた点、チョン氏が法人資金を消費した証拠が足りない点、当時為替変動が激しかった点を考慮し、特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)容疑については無罪を言い渡した。

 続けて「同事件の犯行は国家の租税賦課と徴収を難しくし、租税秩序を乱して、租税収益の減少で一般国民に負担を転嫁する被害をもたらし、罪質が良くない」とし、「チョン氏の犯行規模が大きい点、税務調査後申告などの措置を取らない点などを考慮した場合、非難の可能性が高い」と指摘した。

 また「チョン氏は現在までも犯行を否認している」とし「チョン氏が現在、脱税額をすべて納付した点を量刑理由で酌量した」と付け加えた。

 チョン氏はチャン・グンソクが海外活動を通じて得た売り上げを香港口座を通じて引き出す方法で、数十億ウォン台の収益を申告せず、脱税した容疑をもたれている。

 両罰規定により、株式会社Tree J Companyも租税犯処罰法違反容疑で一緒に起訴された。

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