文大統領　ダボスのテレビ会議で２７日に演説

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は２７日、テレビ会議形式で開かれる世界経済フォーラム（ＷＥＦ）主催の「ダボス・アジェンダ」で演説する。韓国青瓦台（大統領府）が２５日、明らかにした。　ＷＥＦは２５～２９日にダボス・アジェンダを開く。中国や日本、シンガポールなど１２カ国・地域の首脳を招待した。青瓦台は、新型コロナウイルスの防疫成果などが考慮され、韓国が招かれたと説明した。　文大統領は演説で新型コロナ克服に向けた保健医療協力、韓国版ニューディールの推進、二酸化炭素の排出を実質ゼロにする炭素中立（カーボンニュートラル）など気候変動への対応、韓国に対する投資誘致などを強調する見通しだ。演説後は韓国版ニューディール、保健医療、デジタルニューディール、グリーンニューディールの４分野に分け、各分野ごとに２～３人が質問する。　青瓦台は「コロナ危機の中、韓国政府に対する国際社会の高い評価を反映したもので、世界の有力企業の最高経営責任者（ＣＥＯ）、国際機関、各国の政府要人らが出席するため、韓国のグローバルリーダーシップを向上させる機会になる」と述べた。