<b>クム・ナラ 虚しい死で放送終了!</b>

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人気を博したSBS水木ドラマ『銭の戦争』が去る5日、主人公クム・ナラが結婚式場でマ・ドンポの松葉杖攻撃を受け、その意志を遂げることもなく死を迎えて最終回を締めくくった。

しかし、回を重ねるごとに視聴者たちの共感と敏感な社会的な話題を描き人気を得た『銭の戦争』は、単純にドラマの終わりとしての名残惜しさではなく、始まりと違って結末が何か物足りないという印象を与えている。

ドラマ終了後、視聴者掲示板や関連するドラマコミュニティなどには、多くの人が口を揃えてこのような物足りなさを示している。ほとんどの視聴者は、当初クム・ナラのお金で世の中を支配するというキャッチフレーズのように、すがすがしいお金の使い道に期待感を持っていたのにも関わらず、ドラマの緊張感が消えながら結局、主人公が虚しく死んでしまうことで終わったとし、成功の影にある“物足りない2%”を指摘している。

金融会社ブルーエンジェル代表就任式で、クム・ナラが明かした「お金のせいで人を殺すことを止める」「庶民に低い利子でお金を貸して、得た収益で恵まれない人々を助ける」というクム・ナラの発言は、ある意味視聴者たちが望んでいた、お金で世の中を支配するというクム・ナラの決意がそのまま成し遂げられることを期待していたのかもしれない。しかし、虚しくもそれを成し遂げられずに死を迎え残念だという反応は、当然な結果とも思われる。

一方、今回のドラマを通じて、サラ金がどれほど庶民にとって恐ろしい存在なのかということを刻み込み、関連CMに出演した有名芸能人たちに影響を与えるなど、社会的に影響力を与えた点もまた、今回のドラマが残したものと言える。同時に、パク・シニャンをはじめとする出演俳優たちの熱演も、視聴者をドラマに惹き込むのに十分だった。

今回のドラマ以外に、4部作で計画されている『銭の戦争』番外編が、どんなストーリーで撮影されるのか、そしてそれが物足りない2%を埋めることができるのか、今後の動向に多くの視聴者が注目している。

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