カヤランによる韓国伝統音楽とK‐POPのフュージョン音楽がオープニングを飾り、『バリでの出来事』『スマイルアゲイン』の主題曲を歌ったオ・ヒョンランをはじめ、『プラハの恋人』のユン・ミレ、『復活』のキム・テフン、『チェオクの剣』『私の名前はキム・サムスン』のJUST、『宮』『宮S』のハウル、歌手兼俳優のイ・ジフンが熱唱した。
ユン・ミレ の最新ニュースまとめ
1800席を埋め尽くした観客は、韓流ドラマの感動を再び味わいながら、映像と音楽の調和が作り出す魅力に思う存分酔った。舞台の真ん中に設置された大型スクリーンからドラマの名場面が流れると拍手があふれ、なじみあるメロディーが流れると歓声が上がった。さらに、ドラマのオリジナルサウンドトラック(OST)に参加したアーティストが登場すると、客席のあちこちでは嘆声と歓呼の声が上がった。
韓国文化コンテンツ振興院は、K-POPの日本市場への進出を支援するためこの公演を企画し、日本の音楽関係者らを招いた。
コンサート後に行われたパーティーで<ビクターエンタテインメント>の大槻洋之ライセンス本部長は、「音楽を聞くだけでなく、イメージを描きながら聴けるのがOSTの魅力だ。こうした意味でOSTはドラマを通じ広く知られるという長所がある」と述べ、それが多くのヒットにつながったとした。また、韓国歌手の声量と音域、高音処理は日本のアーティストにはない才能だと感嘆し、韓日の音楽交流に期待を示した。
チョー・ヨンピル、SunMin(ソンミン)などの韓国歌手は、ビクターを通じ日本で活動している。またビクターは先月、ドラゴン・アッシュのソウル公演にもかかわるなど、韓日大衆文化交流に積極的に乗り出している。
<エイベックス>の谷口元国際戦略室長は、「韓流ブームは終わった。今は音楽だけでなく、ドラマや映画も韓流の名前で売られる時代ではない」と述べた。これからは新人やスターにこだわらず、良い作品や実力のある人材を見い出し紹介することが重要だと説明した。
アルバム制作会社<ドリームミュージック>の古川達也営業ネットワーク課長は、「勉強になった。初めて見た伝統楽器のメロディーと雰囲気が日本と近いことに驚いた。これからはこうした音楽も日本人に受けられると思う」とした。バラード曲が多いという印象が強く、歌唱力は日本より優れていることが分かったと評価した。
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