◇米国務・国防長官が到着 外交・安保2トップ来韓は11年ぶり 米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が17日、それぞれ韓国に到着した。米国務長官と国防長官がそろって来韓するのは2010年7月以来、約11年ぶりで、強固な同盟関係をアピールする機会になりそうだ。オースティン氏は同日正午ごろ、ソウル近郊にある在韓米軍の烏山空軍基地に専用機で到着。ブリンケン氏は午後2時40分ごろ同基地に到着した。◇新規コロナ感染者3日ぶり400人台に 首都圏で防疫強化へ 中央防疫対策本部は17日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から469人増え、累計9万6849人になったと発表した。市中感染が452人、海外からの入国者の感染が17人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(363人)から106人増加し、14日以来3日ぶりに400人を上回った。政府は感染者の発生が集中している首都圏での拡大を抑えるため、今月末までの2週間を「首都圏特別防疫対策期間」とし、多くの人が集まる施設や外国人労働者に対する防疫対策をさらに強化する。◇アストラゼネカ製ワクチン接種後に死亡 1人に血栓 英アストラゼネカ製ワクチン接種後に死亡した人の中に、血栓の症例があったことが分かった。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は、国会保健福祉委員会の全体会議に出席し、「死亡事例の中で1件ほど、(血栓に関する)解剖所見が報告された」と明らかにした。欧州では、アストラゼネカ製ワクチンの接種後に血栓や脳出血などの症例が報告され、接種の中断が相次いでいる。◇血栓報告の死者 ワクチンとは無関係 保健当局は、アストラゼネカ製ワクチン接種後に死亡した人から血栓の症例が報告されたことに関連し、「調査の結果、接種とは関連性がない」と明らかにした。金重崑(
キム・ジュンゴン)予防接種被害調査班長は、報告された死者には長期にわたり持病があり、記録上他の死因が疑われる所見があったとして、「ワクチンとの因果関係はないと結論を下した」と説明した。◇米アトランタで銃撃事件 韓国系4人の死亡確認 外交部当局者は、米ジョージア州アトランタとその近郊で起きた銃撃事件で、死者のうち4人は韓国系であることを確認したと明らかにした。4人が韓国籍かどうかは確認中という。米AP通信とCNNなどは多くの韓国系住民が住むアトランタと近郊のマッサージ店などで16日午後(現地時間)、相次いで銃撃事件が発生し、アジア系を含め計8人が死亡したと報じた。◇土地不正投機疑惑 政府「不当利益得られないようにする」 政府傘下の韓国土地住宅公社(LH)の職員らによる投機目的での不正な土地購入疑惑を巡り、崔彰ウォン(チェ・チャンウォン)国務調整室第1次長(次官級)は、関与が疑われる職員20人に対して「不寛容の原則を適用し、どのような不当な利益も得られないようにする」と強調した。これに先立ち、政府は14日に開いた関係閣僚会議で、これら職員が保有する農地の強制処分を推進する方針を決めた。
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