教育部(文部科学省に相当)と文化体育観光部は18日、中学生と高校生に韓服への親近感を高めてもらうため、韓服デザインの制服の普及事業を進めると発表した。
2機関は2019年に提携してから韓服制服の普及に努めており、昨年初めて16校の学生約2300人に対し韓服制服の導入を支援した。
今年は中学校と高校25校を選出し、韓服制服の導入を支援する。市・道ごとの教育庁が教育費を支援する15校と、教育費支援を受けていない学校10校を、それぞれ選出する予定だ。
教育費支援を受けている学校には韓服デザイナーを派遣してコンサルティングを行う一方、教育費支援を受けていない学校にはデザイナーのコンサルティングだけではなく登下校用の韓服制服を3年にわたり現物支援する。
韓服制服は洗濯しやすく、汗の吸収性と通気性に優れた生地で作られる。日常生活で不便を感じないよう、下衣の長さと上衣の幅を調整できるのが特徴だ。また女子学生の場合はワンピース、スカート、キュロットスカート、ズボンのうちから選ぶことができる。
文化体育観光部のパク・ミギョン伝統文化課長は「韓服制服のデザインを多様に開発することで学生たちの選択肢を広げ、韓国の民族衣装に対する誇りを高めてもらえるようにしたい」と話している。
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