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「god」というと、ちょうど放送日の11日にユン・ゲサンが結婚を電撃発表し、ホットな話題を振りまいているが、出演したのはデニー・アン、ソン・ホヨン(SHY)、キム・テウの3人。
番組のシグネチャーコーナー「人生作曲グラフ」を軸とし、爆笑トークと名曲ライブが次々と展開された。特に、キム・テウはベテランの域に入っており、ソロアーティストとしても一目置かれる存在なので、誰かからイジられるという姿はあまり見ないが、「god」ではいくつになっても可愛い末っ子。メンバーといるとイジられ役になることが多く、今回もデニー・アンとソン・ホヨンが面白がって、キム・テウに愛のあるイジりを連発しながら、面白い話がバンバン飛び出していた。
さらに、3人は削除したい(?)黒歴史が公開されたほか、最近のアイドルたちのように、エンディングを飾るクローズアップポーズにも挑戦するなど、ノリよく何でもこなし、それに面白さまで加えていた。
その一方で、ライブでは息が合っているからこそできるアドリブだったり、スタッフを巻き込んだ盛り上げを見せたり、あっという間に、ライブ会場で見ているようなアツイ雰囲気を演出。圧巻のライブパフォーマンスで、キャリアの違いを見せつけた。
そんな中、11日の放送ではゲストが登場。ソン・ホヨンにとって「家族のような弟たち」という「A.C.E」がやってきたのだ。ソン・ホヨンは今年6月、「A.C.E」が所属するBEAT INTERACTIVEと専属契約を結んだので、同じ事務所の先輩後輩という関係にあるのだ。
「A.C.E」は元々ロールモデルに「god」を挙げており、この番組に「god」が出ると聞き、積極的に出演したいという意思を示したという。中でも、メンバーのドンフンはファンクラブにも入っていたという熱烈なファンであり、「god」を見て歌手になる夢を持ったそうで、今回の共演が夢みたいだと嬉しそうにしていた。
そんな「A.C.E」を迎え、「god」vs「A.C.E」によるイントロクイズ対決が行われた。もちろん出題されるのは「god」の曲だ。すると、「god」メンバーたちも驚くほど、「A.C.E」が大健闘。お互い2問ずつ正解し、同点で迎えた最後の問題で、「god」が勝利したが、「2曲当てただけでもすごい」と後輩たちの健闘を称えた。
そして、「A.C.E」に何でもお願いできる権利を獲得したのに、頑張った後輩たちのため、キム・テウが「逆に僕たちが願いを聞いてあげるということで」と権利を譲ったのもカッコよかった。「一緒に自分たちの新曲PR動画を撮ってほしい」という「A.C.E」の願いを快く聞き入れ、器の大きさを見せた。
また、ライブステージでは、「A.C.E」が「god」のカバーを披露。選曲したのは、ライブではファンが大合唱することで有名な「Again」だ。リーダーのジュンが「この曲を通じて、『god』ファンの皆さんに思い出を届けたいと思ったので」と理由を説明。
続けて、ドンフンが「先輩たちのカラーを最大限生かそうとたくさん努力しました」と言うと、デニー・アンから「生かさなくていいよ!『A.C.E』が歌うなら、『A.C.E』のカラーが出なきゃいけない」というつっこみもあり、改めて「『A.C.E』のボーカルカラーも十分に出るよう一生懸命準備しました」と言い直す場面もあったが、「A.C.E」も実力のあるグループ。魅力的な歌声で、自分たちの世界観を作り上げ、熱唱した。ちなみにこの曲は「god」がJYP時代にリリースした曲なので、J.Y.Park(パク・チニョン)が作詞、作曲している。
「god」はエンディングのあいさつでデニー・アンが、リーダーのパク・チュニョンとユン・ゲサンの不在は大きいと感じたと話し、最後にまたグループの絆の強さを感じさせていたのも印象的だった。一方、「A.C.E」も憧れの大先輩との共演ながら、礼儀正しく、明るく元気なエネルギーを漂わせ、存在感を発揮。「god」と共に新曲「Higher」をPRし、番組は終わったが、第一世代アイドルの「god」と次世代グローバルアイドル「A.C.E」の触れ合いが微笑ましかった。
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