「週刊アイドル」に出演した「ONF」。(画像:画面キャプチャ)
「週刊アイドル」に出演した「ONF」。(画像:画面キャプチャ)
初のサマーソング「POPPING」(8月9日発売)を引っさげ、爽やかにカムバックした「ONF」。すでに本格的な活動に入っているが、8月18日(水)に「週刊アイドル」(MBC M、MBC every1)と「ザ・プレイリスト」(Mnet)の2番組に登場した。このパターンは初めてだ。

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まず、「週刊アイドル」は新曲が出るたびに出演しているので、ことし3月以来の登場となり、MCのウニョク(SUPER JUNIOR)、グァンヒとはファミリー感すら漂い、今回も伸び伸びと魅力を発揮していた。

オープニングでは、HYOJINがカムバックのため、ダイエット中で、空腹時はナーバスになるので、自分の周りから逃げてくださいとプロフィールの短所欄に書き、近況を伝えた後、新曲「POPPING」を披露。MCの2人が今回もまたキャッチーなメロディと振付にハマった様子だった。

ファンからの質問に答えるコーナーでは、チームワークの良さも発揮した「ONF」。もし自分がFUSE(「ONF」のファンの呼称)だったら、誰のオシになっていたかという質問に、WYATTはU、UはHYOJIN、HYOJINはWYATT、J-USはE-TION、E-TIONはMK、MKはJ-USと示し合わせたように1人ずつ選択。ただし、MKがJ-USを選んだのは、自分が隠れてしていたことや間違いなどにすぐ勘付き、タイミングよく連絡をくれることだとよく分からない理由を話し、爆笑を誘っていたのだが(笑)。

また、ルームメイトを変えるなら誰がいいかという質問では、現在3人で部屋を使っているというOFFチーム(J-US、WYATT、U)はJ-USがMK、WYATT がHYOJIN、UがE-TIONと答えたが、ONチーム(HYOJIN、E-TION、MK)が全員Uを選んでいたのも面白かった。Uは一度寝ると、どんなに音がしても起きないし、朝食の準備までしてくれるらしい。そんな礼儀正しく、いつもメンバー、ファンに対して丁寧語で話すUには無礼講タイムが与えられ、UがJ-USに対し、タメ口で部屋をキレイに片づけてと注意する場面も。

そして、今回も“ランダムプレイダンス”に挑戦。Uがデビュー曲「ON/OFF」が流れると、不意を突かれたといわんばかりに「この曲が流れるなんて」と焦ったり、1番のパートなのに、「2番、2番」と叫び、ミスリードをしたりして、メンバーたちを混乱させる一幕もあったが、3回目で成功。さらに、3対3に分かれ、制限時間内に、バドミントンのシャトルをお箸でつかむゲームでも、元気にはしゃぐ姿を見せていた「ONF」だが、今回はグループの強みとして、ダンスパフォーマンスだけでなく、歌が上手いというところも見せたいと、抜群の歌声を披露したのも見どころだった。

HYOJINがロックバラードを歌ってほしいというファンのリクエストに応え、ロックバンド「プファル(復活)」の「愛するほど」をアカペラで歌ったほか、全員で「BTOB」の「Beautiful Pain」を歌い上げたシーンも圧巻だった。

続いて、イ・ホンギ(FTISLAND)がMCを務める「ザ・プレイリスト」。この日は「心スティーラー・メインボーカルアイドル」をテーマに、「ONF」、「ONEUS」、「WEi」の3組が出演。「ONF」はONチームのHYOJIN、E-TION、MK、「ONEUS」はコンヒとソホ、「WEi」はキム・ドンハンとカン・ソクファといった各グループのボーカルたちが勢揃いした。

魅力アピールの“ランダムダンス”では、ガールズグループのダンスを踊ったりするなど、若干「週刊アイドル」的な匂いもしたが、テーマがテーマだけに、それぞれが存分に歌声を披露。オーディションの思い出が詰まったプレイリスト、日常のプレイリストなどをエピソードと共に紹介し、3組が代わる代わる歌うことに時間が割かれていた。

しかも、披露したのは自分たちの持ち歌ではなく、しっかり歌声を聴かせられる曲ばかりだったので、より歌唱力が際立っていた。何よりも、アイドルグループのメインボーカルたちだけが集まり、歌で魅せるという光景が新鮮だった。

特に、「ONF」は「週刊アイドル」での歌唱がいいフリとなっていたので、絶妙な流れに。ロックバンド「YB(ユン・ドンヒョンバンド)」の「僕は蝶」、ロックバンド「BUZZ」の「Travel To Me」などを熱唱し、存在感を見せていた。

「週刊アイドル」で、HYOJINが以前、雑誌のインタビューで「僕たちのチームは歌が上手い。これまでパフォーマンスを中心に見せてきたけれど、ボーカルの長所を生かした曲もお聴かせしたい」と話していたことが紹介されていたが、今回2つの番組を通して、歌の上手いグループであることもしっかりアピールできたのではないだろうか。


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