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これまで4つのミッションが行われ、第3次ラウンドの「K-POP四天王ミッション」では、KAI(EXO)のバックダンサーとして注目された美人すぎるno:zeがリーダーを務める「WAYB」が脱落。第4次ラウンドの「メガクルーミッション」でまた脱落チームが決まるが、その結果が第6話で公開された。
脱落危機の崖っぷちに立たされたのが、チョンハをパフォーマンスクイーンにしたヒット振付師軍団「LACHICA」と、グローバルダンススタジオ1MILLIONのスター振付師ヒョジン・チョイをリーダーに、イ・チェヨン(元IZ*ONE)も属する「WANT」。7戦のうち先に4勝した方が勝利というルールで、この2組による「脱落バトル」がリング上で繰り広げられたが、いろいろな意味で注目されたのはイ・チェヨンだった。
「脱落バトル」が始まると、一進一退の攻防が続き、3勝3敗となり、最終第7戦(1対1バトル)までもつれた2組。「WANT」チームの最後を託されたのがイ・チェヨンだったのだ。それでなくても、イ・チェヨンは唯一アイドルとしての参戦で、登場時から“弱者”を示す「NO RESPECT」ステッカーを最多の6個もつけて登場するなど、厳しい戦いをしてきたのに、脱落が決まる最後の大事な場面で登場することになるとは。計り知れない重圧を背負ったことは容易に想像がつく。
「WANT」チームとしては早めに決着をつけるつもりで、先手必勝のオーダーを組んだが、思い通りにはいかなかったということだ。そのため、リーダーのヒョジン・チョイが心配になり、イ・チェヨンに「大丈夫?」と聞いたところ、キリッとした表情で「私、できます」と答え、「踊りたいです」と言ったそうだ。
イ・チェヨンはずっとバトルが嫌いで、むしろ落としてくれた方がいいとさえ思っていたそうだが、リングの上にいたら、戦いたくなったという。これが最後になったとしても、全部見せてから帰ろうという意気込みで、靴を脱ぎ、戦闘モードに。緊迫した雰囲気の中、相手の「LACHICA」チームのエイチワンと1対1のダンスバトルに突入した。
周りで見ていた他のダンサーたちは、イ・チェヨンのダンスを見ながら「実力が上がった」、「上手いんだけど?」とその成長ぶりに驚き、本人も踊り終えると「後悔はない」とやり切った表情を見せた。いままでクルーに迷惑をかけていて、つらかったけれど、この日ばかりは持っているものを全部爆発させることができたと笑顔で振り返っていた。
バトルを終え、「ファイトジャッジ」(審査員)のテヨン(NCT)が「目つきから違っていました。どの瞬間より、とてもカッコよかったです。もし、僕がその立場だったら、すでに逃げていたと思います」と言うと、MCのカン・ダニエルも間髪入れずに「僕もです」と共感するほど、イ・チェヨンの挑戦は見る人を勇気づけるほどカッコよかった。
結果、テヨンが「WANT」の札を挙げ、BoAとパフォーマンス・ディレクターのファン・サンフンが「LACHICA」の札を挙げたため、「LACHICA」が勝利。「WANT」は脱落が決定し、イ・チェヨンは涙を流したが、BoAが「チェヨンさん、同じ歌手として、あなたの覇気に本当に感動しました!」と頭の上でハートポーズを作り、「今だから言えるけれど、あまりにも大きな気苦労、そして勇気、またクルーの重荷になっているような気持ちがあったと思います。でも、この番組を通じて、チェヨンさんのダンスに対する渇望、欲などがそのまま視聴者に届いたと思います」と称えた。
そして、イ・チェヨン自身も「この番組を通じて、たくさんのダンサーさんたちを知り、このようにカッコいいダンサーさんたちと一緒にダンスを踊れるということ自体、私にとってはとても幸運なことでした」とし、これからもダンサーたちに関心を持ち、応援してほしいと視聴者に求めると、「私も自分の場所で頑張って活動していきます」と最後のあいさつを締めくくった。
“アイドルだから”という否定的な視線に打ち勝ち、成長を遂げながら、最後はダンサーたちからも認められ、拍手を送られたイ・チェヨンの意味のある挑戦がここで終わった。
次回からは6組によるセミファイナルがスタート。2つのミッションがあり、1つめはPSYが代表を務めるP NATIONとのコラボで、所属アーティストJessiの新曲「Cold Blooded」の振付を作るミッションだ。Jessiが直接やって来て、リングに上がったが、リングを囲む女性ダンサーたちに全く引けをとらないどころか、圧倒的な存在感を放つJessi。本物の強いお姉さんがやってきたといった感じで、このようなシチュエーションが本当によく似合う。また、2つめは男性ダンサーとステージを作るミッションであることも予告され、どんなコラボが展開されるのか、ますます注目が集まっている。
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