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リーダー・木村柾哉のMCで始まった今回のイベント。この日のデビューを誕生日に例え、メンバーの中でも最近(10月30日)誕生日を迎えたメンバーがいるとし、「僕らの末っ子猫ちゃん迅、おめでとう」と唯一の10代メンバー、松田迅が19歳になったことを祝福。メンバーたちの「なんちゃいになったの?」という問いに、「19ちゃいになりました」と愛嬌たっぷりに答えた松田は改めて「19歳になったんですけど、個人としても『INI』としても、めちゃくちゃ成長して、世界に通用するグローバルボーイズグループになっていきたいと思います」と抱負を語った。
そして、MCを務める木村が緊張からなのか、オープニングからカミカミで、メンバーたちからつっこまれるなど和気あいあいとする雰囲気の中、西洸人、高塚大夢、藤牧京介、尾崎匠海、松田迅、池ざき理人、後藤威尊、許豊凡、佐野雄大、田島将吾の順に自己紹介。最後の木村も自己紹介をし、「きょうはMCを頑張ります。あと3回かませてください(笑)」と可愛いミスを逆手にとって、笑いに変えていた。
デビューシングル発売日を迎え、池ざきがこの日、高塚と田島と3人で神社に行き、成功祈願したことを明かした後、デビューシングルの“A(えぇ)ポイント”アピールコーナーへ。デビュー曲「Rocketeer」は、「ゴチゴチに揃ったみんなのダンス」と言う西に続いて、尾崎は自分のパートの「見つけろSatellite♪」での振りをおすすめポイントに。後藤は、曲はもちろん、特典DVDもめちゃくちゃ面白い内容だとアピールし、松田は「Rocketeer」と共にダブルタイトル曲の「Brighter」での自分のパート「響かせてほしい♪」は目立つ部分なので、自分の気持ちが伝わるよう頑張ったので注目してほしいと語った。
そして、最後にラッパーの池ざきは「ワンフレーズ、ラップします」と言うと、「激しさ、儚さ、恋心、いろんなジャンルがあるのが『A』の良いところ」とクールに即興ラップを披露。メンバーたちも一気に盛り上がった。
続いて、「Rocketeer」のMV撮影秘話では、松田がMV撮影の最終日、尾崎と一緒に自撮りをしていたとき、顔のむくみに気付いてビックリし、速攻で汗をかいて戻したこと、木村がサビの「このGalaxy♪」を踊っていたら、衣装のズボン(股間部分)がビリッと破れてしまい、それを直すために撮影を一旦中断し、夕食タイムに入ったこと、田島が髪の毛に赤いキラキラを付けたが、それを取るときめっちゃ大変で痛かったというプチ情報まで、さまざまなエピソードを明かした。
その後、「ダンス御三家」と呼ばれる木村、田島、西の3人が、ポイントダンスをレクチャー。「MINI」(=「INI」のファンネーム)にマネしてほしいというものだったが、尾崎が「俺たちもマネしちゃって大丈夫ですか?」とノリノリ。特に、西が「Rocketeer」の“イノシシムーブ”と名付けている振付のレクチャーで、「構えて、イノシシに憑依してハムハムハム」、「引っこ抜く、引っこ抜く、イノシシ走るぐらいの感じ」、「足も踏む踏む踏む」、「あとはイノシシになれば大丈夫。ベリーグッドって感じです」と独特なワードセンスで説明。また、西のダンスブレイクの振付も「ホッハ」と呼ぶなど独特なオノマトペを使い、個性を発揮していたのが印象的だった。
田島は「Brighter」のサビの最後の振付を丁寧に分かりやすく説明。メンバーたちも後ろで一緒に踊るなどチームワークの良さを見せ、メンバーたちも気に入っているという「ホッハ」は西が他のメンバーのも見たいとリクエストし、高塚、松田、許がそれぞれの「ホッハ」を披露した。
こうしてひとしきり盛り上がった後、スタッフからカウントダウンの指示があり、何も分からずカウントダウンをするメンバーたち。すると、後ろの映像に、オリコンデイリーシングルランキング1位の文字が映し出され、その瞬間、メンバーたちはお互いに抱き合って大喜び。許はイスから転げ落ちるほどの衝撃を受けていた。このサプライズ発表にメンバーたちは「ヤバイ、ヤバイ」と興奮し、メンバーたちの顔のプリントが入ったお祝いのケーキも登場。木村は「この順位は僕たちの力だけで得たものではなくて、『MINI』の皆さんをはじめ、たくさんの方々がMVをいっぱい見てくれたり、SNSでハッシュタグを作って盛り上げてくれたり、『MINI』の皆さんがきょうというデビュー日にたくさん投稿してくれていたことを僕たちはしっかり知っていますし、しっかり届いています。僕らのために応援をしていただき、本当にありがとうございました」と伝え、メンバー全員で「ありがとうございました」と頭を下げた。
この結果を受け、最後にメンバーたちは一人ずつ感謝の言葉を述べた。池ざきは「僕の誕生日企画のとき、1位になりたいという願望を言ったんですけど、まさかそれが本当に現実になってめっちゃうれしいです。マジでありがとうございます。これからデビュー活動、頑張っていきますので応援よろしくお願いします」。
後藤は「オリコン1位ありがとうございます。すごくうれしいし、自分たちのパフォーマンスとか存在で、『MINI』の皆さんを幸せにできたら僕たちはそれが一番の幸せです。これからももっと頑張るし、必ず世界で活躍するっていう結果で恩返しをするので、これからも僕たちを信じてついてきてください。本当にありがとうございました」。
許は「いつも応援ありがとうございます。オリコンデイリーチャート1位を獲得できて、本当にすごくうれしいです。僕たち11人がさまざまな背景を持って、少し特別な時代に『INI』として誕生したのは奇跡的なことだと思いますし、この時代だからこそ、僕たち11人だからこそ、僕たちでしか生み出せないものもあります。この瞬間、『MINI』の皆さんとネットを通してつながっているのも、きっと意味があると思います。これからも応援よろしくお願いします」と言うと、英語でも感謝のあいさつをした。
佐野は「本当にたくさんの方々が僕たちのことを支えてくださっているからこそ、僕たちが今こうやって活動できているので本当に感謝しています。ありがとうございます。皆さんとこれからも一緒にたくさんステキな思い出を作っていけたらなと思っていますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。」
田島は「デビューの日を迎えられたってこと自体、それが現実になってることがとてもうれしくて、さらにオリコンランキングで1位までいただけて、本当に言葉で表せないくらいうれしいです。きょうという日は楽しみではあったんですけど、なんかすごくヘンな感情で…。怖いもあるし、韓国に合宿に行く前に、みんなで1位って目標も立てていたし、それに向かって準備もしてきたから。しかも、オーディションの前とかも、みんなそれぞれがいろんなところで頑張ってきていて、その思いもあって、っていうのもある中でのきょうだったので、すごい緊張したんですけど、今はこの1位っていう画面を見て、本当にうれしさでいっぱいです。『MINI』の皆さん、本当にありがとうございました。これからも僕たちと一緒にずっと歩んでいきましょう。よろしくお願いします。」
松田は「本当にいつも支えてくれて…」と言うと言葉に詰まり、感極まって泣き出し、隣にいた尾崎がそっと松田の肩に手を置き、田島も「ゆっくり、ゆっくり」と優しくフォロー。泣きながらも松田は「ありがとうございます。きょう一日中ずっと緊張して、この発表が本当に怖かったんですけど、1位を取ることができて、シングル『A』の名に恥じないスタートを切ることができました。本当にありがとうございました」と言い切った。
尾崎は「まずは本当にありがとうございます。デビューっていうのは、こういうイベントもこの瞬間しかなくて、この瞬間に1位という結果を残せたのは、僕たちにとって本当にいいスタートダッシュになったと思っています。これから先、いろんなことがたくさんあると思いますけど、僕たちを信じてついてきてください。これからも応援よろしくお願いします」。
藤牧は「『MINI』の皆さん、本当にありがとうございます。オリコンデイリーチャート1位っていうのはメンバー全員が一つの目標として立てて、目指してきたもので、きょう一日ドキドキしながら過ごしてきたんですけど、1位という順位をいただけて本当にありがたく思います。『MINI』の皆さんのおかげだと思っています。そして、これからも支えていただくことばっかりだと思うけれど、それと同時に自分たちも『MINI』の皆さんに与えられるものをどんどんたくさん作っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。」
高塚は「『MINI』の皆さん、いつも応援ありがとうございます。きのうは、きょうのことをずっと考えていて、緊張しちゃって、夜ぜんぜん眠れなかったんですけれども、このような結果をいただけて本当に幸せです。本当にきょうという日が『MINI』の皆さんと僕たちのとても大切な記念日になって、すごいうれしいです。これからもたくさん、こういったキレイな一日をたくさん過ごしていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます。」
西は「まずはここまで応援してくださった方々、本当にありがとうございます。この日を迎えられたということもありがたいことですし、幸せなことで、しかもこうやって1位という順位までいただけて本当に最高なスタートダッシュを切れたんじゃないかなって思っています。でも、こういう現状に満足するのではなく、まだまだ僕たちにはできることが本当にいっぱいあるので、この最高の瞬間を更新し続けて、もっとたくさんの方々に僕たちの存在に触れていただけたらなと思います。これからもよろしくお願いします。」
木村は「きょうこの日を迎えるまで、長かったようで短かったような、一日一日が密度の濃い日を過ごしてきました。振り返ってみると、すべて一人で成し遂げてきたことではないなと強く感じていて、いつも誰かがそばにいたり、見えないところで支えてくださったりっていうのが本当にこの期間、オーディションを受けた当初から今まですごく感じています。僕はその感謝の気持ちを忘れずに、これからも突き進んでいきたいですし、この10人の最高のメンバーとこれから切り開いていく明るい未来を皆さんに届けられるように頑張っていきたいと思います」と語ると、メンバーに向かって「いつもありがとうございます」と言い、今度はスタッフのいる方向に向かって「いつもありがとうございます」と言った後、「『MINI』の皆さん、ありがとうございます。これからも頑張るので応援をよろしくお願いします」と締めくくった。
そして、最後に全員で「『MINI』の皆さん、本当にありがとう」と手を振りながら、笑顔で感謝の気持ちを表現し、リリース記念生配信イベントを終えた。デビューシングル「A」が発売初日、驚異の36万6336枚を売り上げ、ぶっちぎりでオリコンデイリーシングルランキング初登場1位を獲得した「INI」が華々しく、ついに本格始動した。
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