ヤン・グムドクさん(2021年8月)(画像提供:wowkorea)
ヤン・グムドクさん(2021年8月)(画像提供:wowkorea)
「勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会」は去る29日、韓国クァンジュ(光州)市議会でヤン・グムドク(梁錦徳)さんと共に記者会見を開き、「日帝強制徴用に対する損害賠償責任を認定した大法院(最高裁)判決から3年経ったが、日本政府や戦犯企業は謝罪どころか、賠償命令を履行していない」と非難した。

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 同団体は「三菱が韓国司法部の判決を愚弄(ぐろう)する間に、訴訟を起こした原告5人のうち2人(キム・ジュンゴンさん、イ・ドンリョンさん)がこの世を去った」とし、「日本政府と戦犯企業は強制動員に関して謝罪し、賠償しなさい」と訴えた。

 また、「判決の履行が遅滞しているのは被害者個人の問題として手放す政府の責任も少なくない」と韓国政府の積極的な対応も追及した。

 一方、韓国大法院は2018年11月、三菱に対してヤンさんら原告1人あたり慰謝料1億~1億5000万ウォン(約957万~1436万円)の支払いを命じる判決を下した。日本政府は1965年に解決済の問題としていて、しかも「徴用工」でもなく「募集工」と表現している。
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