【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、サムスングループ経営トップの李在鎔(
イ・ジェヨン)サムスン電子副会長ら大企業の代表を招いて昼食会を開く。李氏を含め、若者の雇用創出を目指す官民合同事業「青年希望ON」に参加する現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長、LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長らも出席する。青瓦台(大統領府)が26日、伝えた。 昼食会は、新型コロナウイルス禍が続く中、経済活性化と雇用創出で役割を果たすよう文大統領が企業側に要請する場になるとみられる。 文大統領は6月にも鄭氏、崔氏、具氏らを招いて昼食会を行っている。8月の仮釈放まで服役していた李氏は6月の昼食会には出席していない。仮釈放後、初めて李氏と文大統領の面会の場となることから、今回の昼食会は大きな注目を集めている。 特に、サムスンからなどの収賄罪で服役していた朴槿恵(パク・クネ)前大統領の特別赦免(恩赦)が発表された直後であるため、文大統領が李氏に個別のメッセージを出すかに関心が集まる。 文大統領は朴氏の恩赦に関し、「過去に埋没し、戦い合うのではなく未来に向けて大胆に力を合わせるとき」と言及している。 青瓦台は「今回の会合で官民協力の雇用創出モデルが確固たる地位を築くことになる」と強調した。
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