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今回のプログラムは各世帯別に自発的にごみの削減計画を立て、スケールなどで排出量を測定し、専門家のアドバイスも受けながら生活ごみをどれだけ減らすことができるかを測定したプロジェクトだ。昨年9月から11月までの3か月間実施された。
市は参加世帯にスケール、分別排出ボックス、活動ノートなどを支援し、普段の生活ごみとリサイクルごみの排出量を測定するようにした。各世帯別のごみの排出現況をもとに、資源循環分野の専門家がごみを減らす方法、リサイクルに分別排出する方法などのアドバイスも提供した。
実験を行った結果、参加世帯の1人当たりの平均生活ごみ排出量は40.8%(5.81キログラム→3.44キログラム)も減った。特に1人世帯がごみを最も多く削減した。4人世帯(1人当たり)より2倍以上減らした。世帯の人数が多いほど削減の規模は小さかった。1人当たりの”削減したごみの総量”を測定した結果、1人世帯は5.86キロ、2人世帯4.85キログラム、3人世帯3.89キログラム、4人世帯2.76キログラムなどの順だった。
1人当たりのリサイクルごみの分別排出量も、ごみの総量が減ったことで31.41%減少した。品目別では紙が3.55キログラム→2.35キログラムと最も多く減った。続いて、プラスチック(1.73キログラム→1.09キログラム)、ビニール(0.64キログラム→0.56キログラム)、発泡スチロール(0.37キログラム→0.31キログラム)の順だった。
市は今回のごみのダイエットプログラムを通じ、1人世帯の実践がごみの削減に効果が大きいということを確認し、関連教育・キャンペーンを準備する計画だ。使い捨て用品のごみが多く発生する過剰包装に対する集中点検も自治区を通じ持続的に実施していく計画だ。
ソウル市のチョン・ミソン資源循環課長は、「新型コロナウイルス事態が長期化し、使い捨て用品の使用に対する警戒心が緩んだことで、生活ごみが大きく増加している」とし、「今後も市民の日常の中でごみ削減の実践が拡散するよう、持続的に支援していく」と話している。
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