共に民主党のイ・ジェミョン(李在明)候補と、ユン・ソギョル(尹錫悦)国民の力候補は20~30代のニーズを満たすデジタル選挙運動に集中している。
李候補はユーチューブチャンネル「在明の家小劇場」に力を入れる。地下鉄に乗り、スクテイック(淑大入口)駅からチョンシンデ(総神大)駅まで移動しながら、公共交通でのライブ放送を行っている。
尹候補はフェイスブックを通じた1行公約と「人工知能(AI)尹錫悦」で、票の獲得に乗り出した。「女性家族部廃止」といった厳しい1行公約は、政治イシューとして浮上。シム・サンジョン正義党代表は「女性家族部強化」との反対意見を、SNSに即刻打ち出した。
またキム・ドンヨン(金東兗)新しい波候補は世界で初めて、大統領選出馬宣言映像の要約をNFT(代替不可能トークン)として作り、スタートアップのコインプラグによるプラットフォーム「メタパイ(METAPiE)」で販売した。
大統領選挙の候補者たちが、デジタルに熱をあげる点については評価が分かれている。
ミョンチ(明知)大学のシン・ユル教授は「デジタル選挙運動は、現在のトレンドに引けを取らないという点を見せるものであって影響を与えるものではない。AIにしろユーチューブにしろメタバースにしろ、過剰に評価するのは反対する」と話した。
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