ショートトラック韓国代表キム・ジユ、「五輪出場資格一方的なはく奪…悔しく残念」(画像提供:wowkorea)
ショートトラック韓国代表キム・ジユ、「五輪出場資格一方的なはく奪…悔しく残念」(画像提供:wowkorea)
足首負傷の影響で2022北京冬季オリンピック出場が叶わなかったショートトラック韓国女子代表キム・ジユが公開的に悔しさを訴えた。

 キム・ジユは23日、自身のSNSを通じて「残念な気持ちで一筆残す」とし「北京オリンピックの出場権を一方的にはく奪された」とつづった。

 彼女は「わたしはオリンピック国家代表選抜戦で総合3位で北京大会出場権を獲得し、ワールドカップシリーズでもオリンピックのチケットを獲得した」とし「わたしの努力で獲得した本当に大切で切実なオリンピック出場権だった」と伝えた。

 続けて「1月20日、競技力向上委員会がわたしを(基準を通過するかどうか)対象に評価を進める予定だと言った」とし「評価基準について尋ねたが、『決まった基準がまだない』という回答を受けた。評価の1週間前(1月13日)にももう一度尋ねてみたが、何の基準も聞くことができないまま評価を受けることになった」と主張した。

 キム・ジユは「回復中であり、競技力向上委員会の評価後、オリンピックまで技量を十分引き上げ、大会に臨むことができると思った」とし「しかし一方的な通知の末、オリンピック出場は叶わなかった」と訴えた。

 さらに「負傷選手が発生すれば競技力向上委員会で評価を行う規定はあるが、明確な基準もなかったということ、出場権を獲得した本人の意見はまったく尊重されず、委員会側の一方的な判断によって(オリンピック欠場が)決定されたということは、とても悔しくて残念だ」と強調した。

 キム・ジユは「オリンピックはただ国のためにメダルを取りに行く場所ですか。一生の努力した末に得た出場権は、黙殺されてもいい個人の夢にすぎないのか」と問い返し、「今後、公正な過程を通じてオリンピック出場を夢見る選手たちのためにも、このようなことが繰り返されないでほしい」と述べた。

 これに先立ち、大韓氷上競技連盟は去る20日、競技力向上委員会を開き、北京冬季オリンピック国家代表男女5人ずつ計10人を確定したが、キム・ジユは除外した。

 キム・ジユは昨年5月、ショートトラック国家代表選抜戦で女子の部3位に入り、北京オリンピック出場の資格を獲得した。しかし、同年11月に行われたショートトラック・ワールドカップ第3戦で、右足首を骨折する負傷をし、練習をまともにできなかった。

 キム・ジユはリハビリをしながら練習を再開した。しかし、氷上連盟競技力向上委員会はキム・ジユの体調がオリンピックに出場するほどではないと判断し、代表チーム除外を決定した。


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