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8日、天津において中国国内初となる「オミクロン株」感染者2人が確認され、当局は9日に大規模なPCRスクリーニング検査を実地。その後12日、15日、20日と計4回のスクリーニング検査が全市民に対して行われた。
天津市衛生健康委員会の発表によると、今回の「オミクロン株」の発生から18日目である1月25日の新規感染者数が「ゼロ」となった。1月8日~25日までの天津での累計感染確定患者数は361人にのぼり、そのうち229人が現在病院で集中治療中である。
また、25日の時点で天津市内には10か所の低リスクエリア、16か所の中リスクエリア、10か所の高リスクエリアが指定されている。
天津市疾病コントロールセンター副主任の張穎(ちょうえい)は、天津の状況について「社会的な感染拡大のリスクはすでになくなった。天津は今回の(オミクロン株)感染の封じ込めに成功したといえる」と語る一方で、「現在、天津市は防疫作業の最終段階に入っている。まだ油断してはならない」と強調した。
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