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1日、台湾中央通信によると、台湾オリンピック組織委員会は「体育署と協議を通じて計画を調整、冬季五輪開閉式に選手団を送ることにした」と明らかにした。
続いて「感染リスクおよび交通問題で開・閉幕式に参加しない方針だったが、国際オリンピック委員会(IOC)がオリンピック憲章を遵守し、参加するよう要請した」とし「IOCに協力し、オリンピック団結という基本原則遵守のため、選手団が参加するとした」と説明した。
これに先立ち台湾は、先月29日、開・閉会式に参加しないと発表していた。米国、スイスなどで練習する選手団が開幕式に合わせて北京に到着できず、大会終了1~2日後にすぐに中国を出発しなくてはならないが、閉幕式が開かれる今月20日まで、滞在可能な選手が多くないという理由からだ。台湾選手団は、選手4人を含め15人で構成された。
しかし、台湾が両岸(中国と台湾)の葛藤の中、オリンピックの開閉式に選手団を送ることにしたのは、オリンピック精神を遵守するという点を浮き彫りにし、台湾に友好的な国際世論をつくるためのものという解釈が出ている。
台湾政府代表団は、依然として感染リスクなどを理由に、北京冬季五輪には参加しない方針だ。
台湾選手団は、五輪開幕式の際、主催国のアルファベット順により、香港の前後に入場すると予想される。2008年北京夏季五輪で、台湾は「中華台北(英文Chinese Taipei)」の名称で24番目、香港は「中国香港(hong kong)」で26番目に入場した。その間に中央アフリカ共和国が25番目に入場したが、今回の冬季五輪には参加しない。
一方、香港も選手団は派遣するが、林鄭月娥(キャリー・ラム)香港行政長官は、開幕式に出席しない可能性が大きいと、香港英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」は匿名の消息筋を引用し前日報道した。香港では最近、感染経路不明の新型コロナ患者が多数発生しており、長官が防疫に注力するという見通しだ。
感染数自体は多くないが、香港は中国本土のような強力な「ゼロ・コロナ」政策を固守しており、現在の状況が非常に深刻だと評価される。
一部では、林鄭月娥長官が最近、官僚のパーティーをきっかけに、中国共産党の動向をうかがっているという憶測も出ている。香港当局が、新型コロナオミクロン変異株の感染拡大が高リスクな状況で、今月3日に開かれた、中国全国人民代表大会香港代表であるウイットマン・ホン氏の誕生日パーティーに、政府高位職13人と立法会議員20人など200人余りが出席し、国民の怒りを買った。
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