ハ・ソクジン の最新ニュースまとめ
ペ・ソンジェとチュ・ウジュはこの日初対面だったし、ハ・ソクジンはチュ・ウジェに対し、まずそうに食べるコンテンツをYouTubeでやっているのになぜ来たのか、と半信半疑で聞くなど本人たちですら、「どういう組み合わせ?」と不思議がっていたので、まさに異色のキャスティングだろう。
番組自体も、これまでの料理バラエティとは一味違っていた。この番組は、相変わらずコロナ禍でなかなか旅行に行けない今、自宅の食卓でグルメ旅行が楽しめるとしたら?という発想のもと、旅行の醍醐味である“グルメ”にスポットをあて、全国各地からローカルフードを空輸し、地元の人の食べ方まで完璧に再現しながら、その料理の歴史や知識などさまざまな話を交わしていくデリバリー美食トークバラエティ。
現在、さまざまなバラエティに引っ張りだこのイ・サンミンが面白さより、食に対する真剣さと、見ている人も幸せにするほどおいしそうに食べる姿を見せていたし、ハ・ソクジンとチュ・ウジェも「脳セク時代」(tvN)に出演していたインテリ系俳優。ハ・ソクジンはお酒との相性にもこだわる繊細な味覚の持ち主で、チュ・ウジェは偏食家で味にうるさい。また、最近20kg太って9kg痩せたというペ・ソンジェは、料理バラエティには必ずいるぽっちゃり系枠?本人も、番組サイドがお笑い芸人ユン・セユン的なポジションを期待してオファーしたみたいだと自虐的に話していたが、食への探求心があるメンバーが集まったようだ。
初回のローカルフードの地域は、食道楽の旅行先ランキング1位の全羅南道・ヨス(麗水)だった。今回はハ・ソクジンがホストとなり、番組を進行。ローカルグルメはサワラの刺身、海鮮サムハプ(発酵させたエイの刺身をキムチ、豚肉と一緒に食べる料理)、よもぎのデザートで、料理が出てくるたびに、専門家ゲストらの解説、情報などを聞きながら、地元の人の食べ方で味わっていく出演者たち。
料理バラエティでよくありがちな、出演者がただ食べて、味の感想を言いながらわいわいするような番組ではなく、なぜその食材、料理がローカルグルメになったのかという背景まで知ることができるし、脱線トークもなく、見事に料理に関する話だけで進んでいき、上品な美食家の会合のような、いわゆる意識高い系の雰囲気が漂う番組だった。また、食べるシーンでは顔アップのスローになるなど、おいしく見せる演出効果も。番組は夜10時半から始まるが、十分に視聴者の食欲を刺激する見せ方なので、食事制限などをしている人にとっては危険な時間帯かもしれない。
初回放送では、最後にデザートとして、よもぎのアイスクリームが出てきたが、行列ができるほどの人気店で、最近SNSで話題になっているらしい。それをスタッフが行列に並んで購入し、空輸したというのもすごいが、その店に並ぶお客さんは片手にカイロ、片手にアイスという状態だったとのプチ情報も。そこまでして食べたいアイスがどんな味なのか気になるところであり、ヨスの魅力もまたローカルフードを通して、しっかり伝わってきた。
次回は釜山編で、ホストは毎週変わるとのことだが、新しいモクパン(食べる放送)が誕生したと期待されている。
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