懐かしのパソコン通信「ユニテル」、6月にサービス終了=韓国(画像提供:wowkorea)
懐かしのパソコン通信「ユニテル」、6月にサービス終了=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国最後のパソコン通信として、その看板を維持していた「ユニテル」が6月30日、サービスを終了する。同サービスを運営するユニテルが4日、告知した。

チョン・ドヨン の最新ニュースまとめ

ユニテルは「1996年にパソコン通信サービスを開始し、ポータルサイトへと変更後もこれまで顧客にサービスを提供してきたが、やむなく終了することになった」と明かした。

予想されていたことではある。「ユニテル」による提携サービスの終了が、相次ぎ告知されていたためだ。ユーザー数も大幅に減った。告知メニューへの訪問記録でも、最新の掲示物は2020年5月のものとなる。その直前は2019年10月と、ユーザーのコミュニティ参加がないとみられるほど、サービスの不振が浮き彫りになっていた。

「ユニテル」は「ハイテル」「千里眼」「ナウヌリ」に続く、第2世代のパソコン通信だ。サムスンSDS傘下のサービスだったが、2000年に独立、分離した。映画「接続 ザ・コンタクト」で、ハン・ソッキュとチョン・ドヨンが会話するパソコン通信のチャットルームが「ユニテル」であったことから、当時は加入者が大きく増加したという。

一方でユニテルは3月31日、映画やウェブトゥーン、ショートメッセージサービス(SMS)、ファックスやその他提携サービスを一斉に終了する。5月初めにはメールボックスのバックアップ機能を提供し5月31日、メールサービスを終了する。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101