◇与党代表が選挙運動中にハンマ―で殴られる 男を現行犯逮捕 革新系与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)代表が7日正午過ぎ、ソウル市内の新村で9日投開票の大統領選の選挙運動中、70代のユーチューバーの男からハンマ―で頭を殴られる事件が起きた。男は現場で取り押さえられ、公職選挙法違反(選挙運動妨害)や特殊傷害などの疑いで現行犯逮捕された。宋氏は病院に運ばれたが、命に別状はないという。◇コロナ感染者も投票箱に自分で用紙を投入 9日の大統領選 9日に行われる大統領選の投票で、新型コロナウイルスに感染したか隔離対象となっている有権者は当日午後6時以降、一般有権者が投票を終えた後の投票所で一般有権者と同じ記載台を利用して投票用紙に記入し、自身の手で投票用紙を投票箱に入れる。感染者・隔離者を対象にした5日の期日前投票で投票用紙の管理がずさんだったとの批判を受け、中央選挙管理委員会が緊急全体会議を開き、感染者・隔離者の投票方法を見直し、発表した。◇ウクライナ義勇兵に元大尉が志願 政府「無断入国すれば刑事処罰」 外交部はウクライナに侵攻したロシアと戦う国際義勇軍に韓国国民が志願したとの報道に関連し、「無断でウクライナに入国した場合、旅券法違反による刑事処罰と旅券に対する行政制裁の対象になる」と警告した。政府は先月13日付でウクライナ全土に旅行警報の最高段階となる第4段階(旅行禁止)を発令した。第4段階の発令中に入国した場合、旅券法に基づき1年以下の懲役または1000万ウォン(約94万円)以下の罰金を科される可能性がある。このような政府の警告は、動画投稿サイト「ユーチューブ」のコンテンツに出演して有名になった海軍特殊部隊(UDT・SEAL)元大尉の
イ・グン氏が6日、国際義勇軍に参加するためウクライナに出発したと明らかにしたことに対するものとみられる。イ氏をはじめ複数の韓国人がウクライナに向かったが、まだ入国できていないという。◇ウクライナ情勢緊迫で原油価格急騰 政府系機関「韓国経済に不確実性」 政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)は「3月の経済動向」を発表し、韓国経済について「国外の状況に対する懸念から、景気の不確実性が大きく高まった」との認識を示した。ロシアのウクライナ侵攻で主要国の金融市場が不安定になり、需給逼迫(ひっぱく)への懸念から原油をはじめとする主要原材料の価格が急騰していることを挙げながら、「韓国経済にとって景気の下振れ要因になりかねない」と分析した。◇60歳未満の3回目接種者はオミクロン株死者
ゼロ 「インフルと類似」 防疫当局は新型コロナの3回目接種を受けた後、変異株「オミクロン株」に感染した60歳未満の感染者のうち、死者は1人もいなかったと明らかにした。全年齢層のオミクロン株感染者の致死率は0.09%でインフルエンザと同じ水準だが、ワクチン未接種者の致死率はインフルエンザの6倍に達した。
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