2連覇目指す“メジャークイーン”タバタナキット 「韓国人選手、揺れのない試合が魅力」

女子ゴルフの“メジャークイーン”ことパティ・タバタナキット（タイ）が、米国女子プロゴルフ（LPGA）ツアーのシーズン初メジャー大会「シェブロン選手権」でタイトル死守に臨みながら競争を繰り広げる韓国選手について「揺れのない試合が魅力」と評価した。

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　来る4月1日（日本時間）から米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッション・ヒルズ・カントリー・クラブで開かれるシェブロン選手権は、タバタナキットにとって忘れられない大会だ。昨年4月、大会名が変更になる前の「ANAインスピレーション」でプロ初勝利を挙げた。

　あれから1年、タイトル防衛にでるタバタナキットは29日、韓国メディア「イーデイリー」のインタビューに応じ、「タイトルを死守するという意味でも一般大会とは違った思いを感じている。昨年、この大会で優勝する前には優勝経験がなかったが、ディフェンディング・チャンピオンとしてタイトル防衛をしなければならないという新たな気持ちだ」とし、「初めてでフレッシュな感覚だが、それだけ期待も大きい」と明かした。

　高い競技力で勢いに乗っているタバタナキットは、確実に韓国人選手にとって脅威となっている。しかし、タバタナキットにとっても韓国人選手は「決して容易ではない競争相手」だという。

　タバタナキットは「韓国選手たちは揺れのない、しっかりとした試合を繰り広げる」とし、「いつも善戦し、そのような（韓国人選手の）姿を見ていると、わたしも熾烈（しれつ）な競争に導かれていく」と明かした。

　初めての優勝後、新シーズンを準備してきたタバタナキットは、今シーズンに対する展望も明るい。

　タバタナキットは「今シーズンの準備過程については非常に満足している」とし、「トレーニング中、必要な部分に神経を使いながら準備し、まだ自分が目指すレベルのパフォーマンスはできていないが、そのレベルにどんどん近づいているようだ」とし、シーズン序盤から残りの試合に大きな期待を寄せた。