「パイレーツ:失われた王家の秘宝」(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「パイレーツ:失われた王家の秘宝」(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の映画振興委員会は19日、国内映画産業の1~3月期の売上高は1135億ウォン(約118億円)で前年同期比52%増加したと発表した。観客数も1178万人と44.5%増えた。「パイレーツ:失われた王家の秘宝」をはじめとする韓国映画3作が好調だった。

 昨年1~3月期は新型コロナウイルスの流行「第3波」のあおりで映画の公開本数自体が少なく、50万人以上の観客を動員した韓国映画は1作品もなかった。

 一方、今年1~3月期に韓国映画は「パイレーツ」が133万人、「キングメーカー(原題)」が78万人、「警官の血(原題)」が68万人の観客を集めた。韓国映画の観客数は計449万人で前年同期の3.7倍、売上高はほぼ4倍の426億ウォンに上った。

 ただ、3月だけをみると、映画産業全体の売上高は前年同月比10.5%減の270億ウォン、観客数は14.2%減の279万人にとどまった。米ハリウッド大作の「THE BATMAN―ザ・バットマン―」「ムーンフォール(原題)」、韓国映画の「不思議の国の数学者(原題)」「熱い血(原題)」など新作が毎週封切られたものの、興行成績は伸び悩んだ。




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