新型コロナ感染のイム・ソンジェ、米メジャー大会「PGAチャンピオンシップ」出場も不透明に

新型コロナウイルス感染で韓国プロゴルフ（KPGA）コリアンツアー「ウリィ金融チャンピオンシップ」を棄権した韓国男子プロゴルファーのイム・ソンジェ（24）が、メジャー大会「PGAチャンピオンシップ」への参加も不透明となった。

イム・ソンジェ の最新ニュースまとめ

　KPGAは12日、「ウリィ金融チャンピオンシップに出場する予定だったイム・ソンジェが、新型コロナウイルスに感染したため、棄権することになった」と明らかにした。

　米国プロゴルフ（PGA）ツアーでプレー中のイム・ソンジェは、スポンサー企業の大会である「ウリィ金融チャンピオンシップ」に出場するため1週間前に韓国入り。その後、練習ラウンドまで終えていた。しかし、12日午前に開始された第1ラウンドは棄権した。

　新型コロナウイルス感染により、イム・ソンジェは7日間の隔離に入る。陽性結果が出た検査日より10日間が経過するまで渡航は禁じられるため、イム・ソンジェは最少23日を過ぎなければ米国に出国することができない。よって、来る20日に開催されるメジャー大会「PGAチャンピオンシップ」への参加は事実上、不可能とみられる。

　イム・ソンジェのマネジメントを務めるAll That Sportsの関係者は「前日から熱と喉の違和感を訴え、今朝、宿泊施設でセルフ診断キットを使用して迅速抗原検査を実施し、陽性反応が出た。そのため、PCR検査を受けた」とし、「スポンサーの招待で久しぶりに韓国に帰国し、韓国ファンの前でプレーすることを楽しみにしていたたけ、とても悔しがっている」と伝えた。