中国・上海市、5月半ばまでに「社会面ゼロコロナ」達成目指す＝中国報道

中国・上海市は13日午前に開かれた記者会見で、5月半ばまでに「社会面（隔離管理対象以外の一般コミュニティ）」での感染者ゼロを達成することを目標とすると発表した。

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上海市の呉清（ウ・チン）副市長は、現在の上海市の感染状況は、99%以上の新型コロナウィルス陽性者が封鎖管理されている人の中から見つかっていることを明かした。また、この3日間で「社会面」において確認された感染者数は計6人にとどまった。

これを受け呉副市長は「私たちが提示する目標は、今月半ばに『社会面ゼロコロナ』を実現することである」と話した。この目標が達成されれば、移動制限の緩和を徐々に進めていくとした。

その上で、いまだ一部の地域では感染拡大のリスクが残っているため、全市民の協力がなお必要であると述べた。

上海市衛生健康委員会の発表によると、前日5月12日の一日で同市において新たに2096人の感染者が確認された。このうち227例が感染確定例、1869例が無症状感染例であった。また、同日2例の死亡例も報告されている。