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16日、上海衛生健康委員会(衛健委)によると、前日の上海での新規感染者は938人(無症状869人を含む)であった。これは3月21日以後、最も低い数字だ。一時、1日で2万人以上を記録した新規感染者数はロックダウン後、1929人(12日)→1540人(13日)→1369人(14日)→938人(15日)と徐々に減少している。
3月28日からロックダウンに突入した上海市は、新型コロナウイルスの感染者が減少し、ロックダウン開始から50日目となるこの日から段階的に商店の営業を再開することを決めた。ショッピングモール、デパート、スーパー、コンビニ、薬局などは、まず、オフラインでの営業を再開するものの、当分の間は、人の出入りを制限することにした。農水産物卸売市場もオフライン取引を再開し、飲食店はオンライン注文またはデリバリーサービスが可能になる。
上海市は今月中旬までに「ゼロコロナ政策」を達成できるよう努力し、段階的にロックダウンを解除すると発表した経緯がある。ゼロコロナ政策とは、統制管理区域以外で新規感染者を出さないという中国式の感染症対策用語だ。一般的に、3日連続で統制管理区域外での新規感染者が出なければ「ゼロコロナ政策」を達成したものと見る。
上海市での統制管理区域外で発生した新型コロナウイルスの感染者数は、13日に1人、14日~15日に2日連続で0人を記録し、目標に近づいている。
ただ、上海が以前のように都市が正常化するまでには、時間がかかるものと見られる。まだ飲食店内で食事を取ることなどが許されておらず、公共交通機関も制限されており、多くの集合住宅地では、依然として自由に出入りができない状況となっている。
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