「ク氏効果」ソン・ソックのドラマ人気と重なって…「犯罪都市2」500万観客も目の前(画像提供:wowkorea)
「ク氏効果」ソン・ソックのドラマ人気と重なって…「犯罪都市2」500万観客も目の前(画像提供:wowkorea)
マ・ドンソク主演の「犯罪都市2」が封切り1週間で観客400万人を突破し、韓国映画界の復活信号弾を打ち上げた。

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主人公マ・ドンソクの痛快なアクションが新型コロナウイルス感染症で2年以上苦しい時期を過ごし、エンデミック時代を迎えた観客の心にすっきりとした風を吹き込んだという分析だ。

25日午前、映画館入場券統合電算網によれば、18日に封切りした「犯罪都市2」は封切り2週目火曜日である24日、28万1936人を動員し累積観客416万人を記録した。 早ければ今週中に観客500万人を突破するものと見られる。

「犯罪都市2」は怪物刑事とクムチョン(衿川)署強力班刑事たちの活躍を描いた。 アクションとアドリブの効いた台詞がよく調和した娯楽映画で興行性を備えたという評価だ。 ユン・ソンウン映画評論家は「『犯罪都市2』は背景と登場人物が私たちの情緒とよく合ううえにCG(コンピュータグラフィック)アクションでは感じられないリアルな打撃感が観客が呼応するようだ」として「犯罪都市2」が550万観客を集め興行中の「ドクターストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」を跳び越えると観測した。

「犯罪都市2」の大ヒットには俳優ソン・ソックの人気も一役買っているという評価だ。 いわゆる「ク氏効果」だ。 ソン・ソックは現在放送中のJTBCドラマ「私の解放日誌」で「ツンデレ」魅力のク氏として出演し、「グッチ(名品)よりク氏」と呼ばれ、女性視聴者の「崇敬(すうけい)」を受けている。 「犯罪都市2」ではカン・ヘサンという人物で獣のような悪役を演じているが、ドラマの人気が映画に対する関心につながっている。 ユン評論家は「『犯罪都市2』が新型コロナウイルスによって封切りを延期したが、その間にソン・ソックがドラマによって大きく注目される状況が作られた」として「映画の娯楽性と共にソン・ソックの人気も興行に肯定的影響を与えている」と話した。

犯罪都市2」封切りと「私の解放日誌」放送時期がかみ合い、オンラインコミュニティでは「カン・ヘサンがマ・ソクト(マ・ドンソク)を避けサンポ市(ドラマの舞台都市)に逃げて『ク氏』になったのか」という笑い話も出ている。 ソン・ソックはこれに対し「結局、カン・ヘサンも私で、ク氏も私」として「カン・ヘサンとク氏の間に違いが見えるならば俳優として非常に満足できそうだ」と話した。

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