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9日(現地時間)米ブルームバーグ通信によると、この日習主席は四川省を訪れ「中国のすべての地域は新型コロナウイルス感染症への対応のため努力すると同時に、経済的困難を克服しなければならない」と強調した。
この習主席の発言は「中国のゼロコロナ政策が、経済成長を妨げるほど厳格だ」という懸念の中、出されたものである。
中国の官営英字紙“グローバルタイムズ”は「習主席はこの日、四川省地域の大学と企業を訪問し、雇用促進と民間部門の発展・地域革新などを強調した」と伝えた。
つづけて「習主席は特に、大学卒業者が就業市場に入っていくことに多くの関心を示した」とし「雇用創出のための多様な政策を提供するために努力するものとみられる」と説明した。
ことし中国の大学卒業生は約1076万人で、前年対比167万人増加しこれまでの最高値を記録した。しかし中国政府のゼロコロナ政策により経済成長は委縮し、雇用市場も落ち込んでいる。ことしの大卒新入社員のうち非正規職を選んだ人の割合は、昨年対比で3%上昇した。
また4月の都市失業率も6.1%を記録した。これは、新型コロナが猛威をふるい始めた2020年2月以降最も高い数値で、前月対比で0.3%上昇している。中国政府はことし中に都市における雇用を1100万以上創出し、都市の失業率を5.5%以下にすることを目指している。民間部門の活性化について習主席は「技術革新」を強調した。習主席は「科学技術革新のクラスターを築いていく」として、19次の党大会当時「中国を革新国にしていく」と主張していた言葉を改めて伝えた。
グローバルタイムズは「この日、習主席が演説で言及した親“成長”政策が効果的に実行され、民間経済と雇用市場が活発になれば、中国の第3・4四半期の経済成長率は6.5%を達成できるだろう」と推測した。
経済学者のTian Yun氏は、グローバルタイムズに「失業問題を解決することが、中国政府の最優先課題だ」とし「ことし中国経済成長率は5%に達するものとみられる」と主張した。
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