イ・ジョンジェ の最新ニュースまとめ
「HUNT」(監督:イ・ジョンジェ)は、組織の中に隠れているスパイを探し出すために、互いを疑う安全企画部要員パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ扮)とキム・ジョンド(チョン・ウソン扮)が「大韓民国1号暗殺作戦」という巨大な事件に直面して広がるスパイアクション映画だ。1999年、映画「太陽はない」を通じて"青春のアイコン"として急浮上し、親交を深めたイ・ジョンジェとチョン・ウソンの共演とあって、制作段階から映画ファンの期待が集まった。
今回の共演は、「HUNT」で初の長編映画の演出に乗り出したイ・ジョンジェの強い意志から始まった。「HUNT」のシナリオを作業したイ・ジョンジェ監督はチョン・ウソンとのコラボのために、パク・ピョンホとキム・ジョンドの2人の緻密な心理戦を備えたツートップの構図で劇を完成させた。
イ・ジョンジェ監督は、チョン・ウソンが演じたいと思うような魅力的な人物を作るために長い調整期間を経て、「自分だったらこの役を演じたいだろうか」と悩みながら何度もシナリオを修正してキャスティング作業を進めた。イ・ジョンジェ監督は「多くの人が、チョン・ウソンとイ・ジョンジェが昔から親交があって仲がいいから、快く出演を決めたと思うだろうが、チョン・ウソン本人もキム・ジョンドという役を演じる上で悩みが多かった」と明らかにした。
チョン・ウソンの場合は「太陽はない」以来の共演が、ただ「仲良しごっこ」であってはならないと思い、少し厳しい視線でイ・ジョンジェ監督に客観的で冷静なアドバイスをした。2人はこれまで見せたことのないキャラクターを演じるために長い時間分析して準備した。チョン・ウソンは「徹底的に対立構図にある人物として見せなければならなかった」とし、特に現場ではイ・ジョンジェとできるだけ会話をしないで、対極点に立つパク・ピョンホとキム・ジョンホを鋭く表現するため努力した。このようにシナリオ作業から完璧な結果物を作るため、自らを節制して統制した撮影現場まで、2人の努力で完成させたたった一つのプロジェクトが、映画への期待感を存分に高める。
「HUNT」は来る8月10日に公開される。
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