ソル・ギョング の最新ニュースまとめ
ソル・ギョングは8日午後、キョンギド(京畿道)プチョン(富川)市のコリョ(高麗)ホテルで開かれた「第26回富川国際ファンタスティック映画祭(以下「BIFAN」)」の「俳優は俳優だ 特別展」の記者会見に出席し、3年ぶりに帰ってきた俳優特別展のテーマに自分が選ばれた感想と、第26回富川国際ファンタスティック映画祭を通じて観客と会う感想を打ち明けた。
今年で26回を迎えたBIFANは、2017年から韓国映画を代表する俳優1人を選定し、その俳優の作品を上映し、展示して、観客との対話や出版まで行う「俳優特別展」コーナーを設けている。最初の年(2017)のチョン・ドヨンを皮切りに、チョン・ウソン、キム・ヘスまで行われてきたが、新型コロナの拡散で中断されていた。今年は3年ぶりにソル・ギョングで再開する。
「撮影所から退勤し、毎日宿題を終えないまま1日を終える気分で眠りについた」
ソル・ギョングが過去のインタビューなどで明らかにした演技語録のひとつだ。ソル・ギョングはこれまでの30年間、自身の演技人生について「演技という宿題を一つ一つ気楽に解いていくうちに30年という歳月が過ぎたようだ。結局問題を解くことができなくて、良くなかったなと思う作品もあり、かなり屈曲の多い人生だった。それでもよくがんばったと思う」と話し始めた。
また「今回の俳優特別展をするようになってから、演技に対する考えがより深くなったようだ。今後私がどんな役を、どんな作品をやらなければならないか、より深く考えるようになった。演技は永遠に解けないのを知りながらも解いていかなければならない宿題のようだ」と付け加えた。
どんな俳優として記憶されたいかという質問に「ちゃんと年を取っていく俳優になりたい」と答え、長い歳月が過ぎて自分の回顧展を行うことになったら「それでも人生は美しい」という言葉を残したいと語った。
「演技のコツなど永遠に得られることはないだろう」という価値観も明らかにした。ソル・ギョングは「私は"演技"というのは習ったり教えたりできるものではないと思う。属性も要領もコツも無いのが"演技"だ。絶えず自分が没入して、感じながらやるしかない、というのが"演技"だという思いはこれからも変わらないだろう」と伝えた。
今年のBIFANでは、ソル・ギョングの代表作である「ペパーミント・キャンディー」(2000)をはじめ、「カン・チョルジュン 公共の敵1-1」(2008)、「オアシス」(2002)、シルミド(2003)、「監視者たち」(2013)、「名もなき野良犬の輪舞」(2017)、「茲山魚譜 チャサンオボ」(2021)などの7編を上映する。これらはソル・ギョング本人が選定したものだ。
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