蓮の花まつり開幕式であいさつをした奉先寺のチョギョク僧侶(画像提供:wowkorea)
蓮の花まつり開幕式であいさつをした奉先寺のチョギョク僧侶(画像提供:wowkorea)
韓国キョンギド(京畿道)ナムヤンジュ(南楊州)市にある古刹で、曹渓宗第25教区本寺のボンソン(奉先)寺にて第20回蓮の花まつりと音楽会が開催された。訪れた信徒や多くの市民が蓮の花を観賞して記念写真を撮ったり、蓮の花が与える教訓を振り返る時間を持ったりした。また蓮の花まつりを記念する音楽会が、雨で蒸し暑い夏に美しい音楽が市民の癒しの時間となった。

クォン・ミヒ の最新ニュースまとめ

 仏の教えを象徴する蓮の花は、「あなたは大変美しいです」という花言葉を持ち、知恵を象徴する。今回の蓮の花まつりのサブテーマである「ああ、たどり着いた。蓮の花よ」は、蓮の花1つでコミュニケーションし合い、励ますという意味だ。

 新型コロナウイルス感染防止対策の緩和後に行われた大型行事で、祝祭奉公委員長で奉先寺の住職であるチョギョク僧侶は「今回の行事を通じて、これまで新型コロナウイルスに打ち克つのために献身したすべての人に感謝と慰労を伝えたかった。まだパンデミックが完全に終わったわけではないが、大きな危機を乗り越え、日常がほぼ回復の段階まで到達したのは、多くの人の献身と犠牲のおかげだと考え、これまで大変だった方々に感謝と慰労を伝えたいと思う。きょう、この場が皆さんの人生の疲れを癒し、暗闇を開いていく知恵の場になるよう願っている」とあいさつした。

 ところがイベントが始まる前に雨が段々と強くなり、音楽会の開演前には暴雨となったが、会場を埋め尽くした2000人を超える観客は最後まで拍手と応援を惜しまなかった。特にトロットで最近韓国で人気のナ・テジュとペ・アヒョンが熱唱した時には、客席では大きな歓声を送ったり、一緒に歌ったりして雨音を消した。また讃仏歌の歌手として有名なクォン・ミヒの「縁」と、韓国伝統音楽少女イ・ソウォンの「舟歌」はまつりの意味にぴったりで、感動を与えた。

 京畿道で行う寺院行事の中で最も大きく、意味のある行事を主催する奉先寺は、969年に創建した千年古刹としてヤンピョン(楊平)市のヨンムン寺、ナムヤンジュ(南楊州)市のプルアム寺、ソウル市のソグク寺など82の傘下の寺を管理する教区本寺として寺料理やテンプルステイも有名で、多くの市民が訪れる伝統文化寺院としても有名な所だ。






Copyrights(C)wowkorea.jp 5