中国本土、新規コロナ感染者「410人」…海南省で感染者が増加＝中国報道

中国・国家衛生健康委員会の発表によると、8月4日の一日で、中国本土において新たに410人の新型コロナウイルス国内感染者が確認された。そのうち感染確定例が162例、無症状感染例が248例であった。

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中国本土での感染確定例162例は、7つの省市区＜海南（かいなん）省127例、広西チワン族自治区16例、浙江（せっこう）省12例、重慶3例、内モンゴル自治区2例、広東省1例、四川省1例＞に及んでいる。

同日、新たな死亡例は確認されなかった。中国本土での現在の感染確定者数は1623人、重症患者は1人である。

また、その他248例の無症状感染例は15の省市区に波及した。

その内訳は、浙江省54例、河南（かなん）省42例、海南省35例、広西チワン族自治区34例、新疆ウイグル自治区27例、山東省16例、新疆生産建設兵団14例、甘粛（かんしゅく）省10例、重慶9例、河北（かほく）省2例、天津1例、内モンゴル自治区1例、江西（こうせい）省1例、貴州（きしゅう）省1例、寧夏（ねいか）回族自治区1例となる。

現在、医学観察が行われている無症状感染者は4972人である。

これに先立ち、国家衛生健康委員会は4日に開かれた記者会見で、中国本土における新型コロナウイルスの感染状況は7月中旬から改善傾向にあるとし、「多くの地域で比較的短期間の間に『動態（ダイナミック）ゼロコロナ』を実現できている」と明かした。