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任総長は8日、声明で「この間、メディアと政界で提起された社会的有名人の研究倫理違反有無に関する判定結果に多様な物議があったにも関わらず、倫理委員会の判断は尊重された。純粋に研究者の基準によって、独立的な機構で判断した内容が尊重されることを願う」と伝えた。
続いて「金夫人の博士学位論文と学術誌に掲載された論文などはすべて検証時効が過ぎたが、教育部の要求により本学規定に反して研究不正可否を検証した」と先例を残した点を遺憾だと言及した。
さらに、再調査委員会の委員など、関連者の人的事項や会議録は公開できないと明らかにした。
任総長は「研究倫理委員会で議決し、非公開に決定された事案である。自由民主国家の基本的価値を深刻に毀損(きそん)する恐れがあると判断したためだ」と伝えた。
これに先立ち、国民大学は1日、金夫人の論文3編について‘盗作ではない’と判定し、残りの1編については‘検証不可’と結論を下した。昨年11月に再調査委員会を構成し、金夫人の博士論文など、計4編について再検証した結果だ。
任総長は金夫人の論文に関し「盗作に該当したり、学問分野で通常的に容認される範囲を深刻に逸脱するほどの研究不正行為には該当しないと判断した」と繰り返し強調した。
一方、国会教育委員会所属の共に民主党(野党)議員たちは8日、任総長を抗議訪問した。キム・ヨンホ(金映豪)、アン・ミンソク(安敏錫)、カン・ミンジョン(姜旼姃)、ムン・ジョンボク(文貞福)、ソ・ドンヨン(徐東榕)議員は、任総長に研究倫理委員会調査委員名簿、研究倫理委予備調査委員会会議録、調査委員会の調査結果報告書などを提出するよう要求した。
国民大学教授会会長団は12日、金夫人論文再調査結果と関連して、緊急教授会総会を開催する予定である。
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