北朝鮮　きょう最高人民会議開催＝人事・組織整備へ

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は7日、最高人民会議（国会に相当）を開催する。

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　北朝鮮は新型コロナウイルスの終息を宣言する一方、7回目の核実験準備を終えているとされ、会議に注目が集まる。

　先月7日に開かれた最高人民会議常任委員会の総会で公開した最高人民会議の案件は▼社会主義農村発展法▼園林緑化採択関連問題▼組織問題――などだ。最大の焦点は国務委員会の人事と内閣の組織整備になる見通しだ。

　北朝鮮は朝鮮労働党中央委員会総会や政治局会議で党人事を断行した後、最高人民会議で国務委員会と内閣の人事を行ってきた。新型コロナが拡大する中で大規模な政治局人事を行っており、今回は国務委員も交代する可能性が高い。崔善姫（チェ・ソンヒ）外相が国務委員に選出されるとみられ、李炳哲（リ・ビョンチョル）党政治局常務委員兼党中央軍事委員会副委員長も国務委員に選出されるか注目される。

　金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（党総書記）が出席するかどうかは不明だ。金正恩氏が党トップに就任した2012年以降、16回の最高人民会議が開かれ、同氏は8回出席している。昨年9月の最高人民会議では施政演説を行った。