南北交流実務者の北パク・ヨンイル氏が死去、正恩氏が花贈る

北朝鮮野党の党首を務める朴容日（パク・ヨンイル）朝鮮社会民主党・中央委員会委員長が先ごろ死去したことがわかった。

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　北朝鮮の官営メディア「朝鮮中央通信」は20日、「敬愛するキム・ジョンウン（金正恩）同志は、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の常任委員会副委員長である朝鮮社会民主党・中央委員会委員長の朴容日同志の死去に深い哀悼の意を表し、花（花輪）を贈られた」と明かした。

　通信によると、金正恩総書記が贈った花が去る19日、故人の告別式会場に飾られたという。

　これにより、朴氏が死去した日は「数日以内」とみられる。ただし、明確な死因については公開されていない。

　2009・2010年南北赤十字会談に北側代表として出席した朴氏は、2013・2014・2015年に離散家族面会のための南北赤十字実務接触における北側の首席代表を務めていた。2018年6月には、板門店（パンムンジョム）の南側施設「平和の家」で開かれた南北閣僚級会談に出席するなど、南北間の交流実務に深く関与した人物だ。