【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は27日、北朝鮮の金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の娘とみられる少女が公式行事に初めて姿を見せたとする海外メディアの報道について、事実関係を確認できないとの立場を示した。 同部の当局者はこの日、記者団に対して「金正恩の娘という報道に対する根拠を持ち合わせていない」とし、「これまでそのような情報はなく、確認できていない」と述べた。 また、「その少女が(映像内で)クローズアップされたり、(金正恩氏の夫人の)李雪主(リ・ソルジュ)氏と話をしたり、服装が他の出演者と異なったりという特異な面はあったが、(娘だとすれば)そのように公の場所で公開するだろうかという疑問がある」と説明した。 このような回答から、韓国政府は少女が金正恩氏の娘であるとする海外メディアの報道の信ぴょう性は極めて低いとみているようだ。 英紙デイリーメールによると、中国の専門家らは金正恩氏の第2子が9日、建国74周年の祝賀行事の舞台に初めて登場したと主張した。 統一部の当局者は、金正恩氏に3人の子どもがいるとする説などが提起されていることに関しては、北朝鮮が公式発表しておらず正確に把握していないと述べるにとどめた。
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