米韓合同演習における海軍の様子(画像提供:wowkorea)
米韓合同演習における海軍の様子(画像提供:wowkorea)
北朝鮮がこれまでの1週間で4回にわたって武力挑発を行い、朝鮮半島に緊張感が高まっている。

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これに先立ち北朝鮮は9月25日、ピョンアンブクド(平安北道)テチョン(泰川)一帯から短距離弾道ミサイル(SRBM)1発、同28日にはピョンヤン(平壌)のスンアン(順安)地域からSRBM2発、同29日にはピョンアンナムド(平安南道)スンチョン(順天)一帯からSRBM2発を、それぞれ日本海に向け発射した。さらに今月に入り、1日に順安地域からSRBM2発を発射。1週間で4回にわたる武力挑発が行われている。

北朝鮮によるミサイル発射は、ユン・ソギョル(尹錫悦)政権発足後、計8回を数える。とくに最近行われたミサイル発射は、米韓軍事演習に対する反発だと考えられている。

ことしは大きな政治イベントが残っており、北朝鮮による武力挑発は続くとみられている。今月10日は朝鮮労働党創建77周年記念日であるほか、16日は習近平中国国家主席の3期目を決定する中国共産党大会が、また来月には米国の中間選挙が行われる。

米韓当局は、すでに北朝鮮が第7回目の核実験を実行できる状態であると判断している。ただし党大会を目前にした中国が北朝鮮による核実験に敏感に反応する可能性があるため、核実験を行う可能性は当分ないと専門家は指摘している。

世宗研究所のチャン・ソンジャン北朝鮮研究センター長は「来年1月にはキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の誕生日が、また2月には故キム・ジョンイル(金正日)総書記の誕生日がある。その際に第7回の核実験を行う可能性が相対的に高いと予想できる」と話した。

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