米国「韓国の ”戦術核”配置？」…「韓国に問え」

米国は、韓国に「米国の戦術核兵器を再配置する事案」に関する明確な立場の表明を避けた。

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米ホワイトハウスのジョン・カービーNSC（国家安保会議）戦略疎通調整官は11日（現地時間）の会見で、“韓国政府が米国に戦術核兵器の配置を要請したのか”という質問に「われわれの目標は、朝鮮半島の完全かつ検証可能な非核化だ」とし「同盟事案に関する韓国の立場と願いは、韓国側が自ら明らかにするだろう」と語った。

カービー調整官は、北核問題の解決方案を問う質問について「われわれは、まだ外交を通じた問題解決が可能だと信じている」とし「われわれはそのような結果（非核化）を交渉するため、キム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮総書記に無条件で会う意志があることを明らかにしているが、キム総書記は提案に応じていない」と語った。

つづけて「キム総書記はひたすら挑発とミサイル発射を続け、その核兵器の野心を成し遂げようとしているだけで、朝鮮半島の安保不安と不安定を助長している」と批判した。

カービー調整官は「日米韓3者協力を強化する理由は、キム総書記が軍事的挑発のレベルを引き続き高めているためだ」と語った。