韓国与党非常対策委員長「北朝鮮が7回目の核実験を強行するならば、朝鮮半島非核化共同宣言を破棄すべき」(画像提供:wowkorea)
韓国与党非常対策委員長「北朝鮮が7回目の核実験を強行するならば、朝鮮半島非核化共同宣言を破棄すべき」(画像提供:wowkorea)
韓国与党「国民の力」のチョン・ジンソク(鄭鎮碩)非常対策委員長は12日、「北朝鮮が7回目の核実験を強行するならば、ムン・ジェイン(文在寅)政府時に締結された『9・19南北軍事合意』はもちろん、1991年の『朝鮮半島非核化に関する共同宣言』も破棄されるべき」と主張した。

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鄭委員長は12日午前、自身のSNSに「朝鮮半島非核共同宣言は北朝鮮により紙くずとなった」と記した。1991年12月31日に合意された朝鮮半島非核化共同宣言には、「核兵器の実験、製造、生産、受け入れ、保有、保管、配備、使用をしない」という内容が盛り込まれていた。

鄭委員長は、「キム・ジョンウン(金正恩)は10月10日の労働党創建日に『戦術核運用部隊』を公開し、大韓民国の港と空港が打撃目標だと明らかにした」とし、「いつわれわれの上空に核爆弾が落ちるかわからない」と懸念した。

鄭委員長は、「(宣言合意後)約30年が過ぎた今、北朝鮮はプルトニウム、ウラニウム核爆弾を核兵器庫に保管し、大陸間弾道ミサイルまで保有した」とし、「全世界に核ミサイルを販売する『核兵器百貨店』になった」と指摘した。

鄭委員長は「決断の瞬間が来た」とし、北朝鮮が7回目の核実験を強行する場合、朝鮮半島非核化共同宣言は破棄されるべきだと主張した。また、「歴史を忘れた民族に未来はない、という言葉は正しい。歴史の真実を知らない民族に未来はない」とし、「数百万人の罪のない生命を奪った6.25南侵の歴史を忘れてはいけない」と強調した。
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